寒い！29日未明から朝にかけ薩摩、大隅地方の山地 大雪のおそれ 焼き芋で温まる人も…

鹿児島読売テレビ

　ホクホクの焼き芋で体を温める人の姿が見られました。寒い1日となった県内。このあとも寒気は強まり、薩摩、大隅地方の山地では29日未明から朝にかけて大雪となるおそれがあります。

　さつま町と出水市にまたがる紫尾山です。草木や道路に雪が積もっていました。28日の最低気温は霧島市牧之原で1度鹿屋市輝北で1.8度と27日より2度以上低くなりました。日中の最高気温も上がらず、伊佐市大口で5.6度、鹿児島市で9.3度と各地で27日より大幅に気温が下がりました。

（熊本からの観光客）

「きのうの夜高速道路に乗って来たが、その時もちょっとみぞれ降っていたりとか、けっこう冷えるなと思った」

「けっこう寒くて、服装も色々悩んで」

　年が明けてはじめてセーターを着たという男性も、

（街の人）

「寒いですよね/去年の12月の半ばころ寒いときがあった、その時に着て、今年になって初めて」

（街の人）

「寒いです」

「多めに着ちゃいました。1、2、4枚」

（街の人）

「空気が冷たい。急に冷たくなると体がついていかない。温泉に行ったりしようと思っている。温まろうかなと思って」

　食べ物で体を温める人たちも。

（永田莉紗アナウンサー）

「寒くなると食べたくなるのが、このホクホクの焼き芋ですよね。いただきます。甘いですね。とてもやわらかくて、食べると体が温まります」

（焼き芋を買った人）

「息子がここの焼き芋が好きで、天文館に来たら絶対買って帰る。すぐ食べたいって言いましたきょう。いつも持って帰って食べるけれど、寒いからですかね。きょうは今食べると言いました。初めて」

（山形屋の焼き芋屋さん・加藤智美店長）

「温かさもですけど、香りに誘われてきましたと来る方多い。寒い中でも、甘いお芋を食べて心も、温かく。小さいお子様からおばあ様まで楽しい会話が弾むようなものになれば」

　鹿児島地方気象台によりますと、薩摩・大隅地方の山地では、29日未明から朝にかけて大雪となるおそれがあります。29日正午までに予想される24時間の雪の量は、薩摩、大隅地方の山地で5センチ、平地で1センチと予想されています。気象台は積雪や路面の凍結による交通への影響や農作物の管理に注意するよう呼びかけています。

この記事の動画はこちらから再生できます