新時代の無人決済コンビニ カメラ30台！どんな仕組み？ ファミリマートよかど鹿児島店オープン

鹿児島読売テレビ

　全国に広がりつつある「無人決済」のコンビニエンスストア。店員を介さずに商品を購入でき、時短で会計できます。鹿児島に初めて登場する新世代のコンビニを体験しました。

（磯脇琢磨アナウンサー）

「こちらのコンビニ、 入り口はほかの店舗と何ら変わりありませんが、好きな商品を手に取り、買いたいものを選んでいきます。そしてセルフレジに向かうと、選んだ商品が画面に表示されています」

　鹿児島市のよかど鹿児島に５日からオープンする「ファミリーマートよかど鹿児島店」。「無人決済システム」を採用した全国47番目の店舗で、県内では初出店です。

　客が店に入ると、天井に設置された30台のカメラがその動きを追いかけます。商品の棚には重さを測るセンサーがついていて、どの商品がいくつ取られたかを検知します。そして無人のレジに、選んだ商品と代金が表示される仕組みです。

（南九州ファミリーマート・飯塚隆代表取締役社長）

「コンビニを使う人は忙しい人が多いと思う。レジ待ちをしなくて済むとか、対面で色々と聞かれたくないとか話したくない人がいると思う。そういう方が素早く買い物をして帰っていただく、時短にもつながると思う」

　一部、客が自分でバーコードを読み取る必要がある商品もありますが、会計を済ませる前に商品をカバンの中に入れても問題なく支払いができます。

　無人決済を取り入れることで、労働力不足や人件費の高騰に悩むコンビニ業界にとっても売り上げや収益を維持することに繋がるといいます。

（南九州ファミリーマート・飯塚隆代表取締役社長）

「この施設は小規模な店舗だが、一般のファミリーマート店に応用出来て、人手不足の解消に繋がればと思っている」

　県内初出店の「無人決済」のファミリーマートは、5日午前7時にリニューアルオープンします。決済方法はキャッシュレスのみです。

この記事の動画はこちらから再生できます