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本格的な花粉シーズン到来 過去10年で最も多い飛散量の予想…例年より万全の対策を

KYTニュース / 2025年2月12日 19時29分

鹿児島読売テレビ

鹿児島市は12日、雨が降り、ぐづついた天気となりました。13日はよく晴れる予想ですが、晴れると心配なのが花粉です。今年は、花粉の飛散量が過去10年で最も多いといわれていて、例年以上に万全の対策が必要です。

(花粉症の人)

「鼻水がでたりくしゃみをしたりする。毎日、窓を開けたり、空気清浄機をつけています。髪の毛や服をきれいにすることが大事だと思う」

(花粉症の人)

「花粉症になると不便。会話ができない。ストレス。疲労。疲れると、なお花粉症の症状が出る。花粉症になる前に薬を飲むのが一つの予防策」

 民間の気象会社ウェザーニューズによりますと今年は花粉の量が多い「表年」。県内でも、1月下旬から花粉が飛び始めているということです。

(佐藤菜乃花象予報士)

「雨の翌日は花粉が飛びやすい。13日は日差しが戻るので、飛散の量も多くなります。今年は例年に比べて花粉の飛散量が非常に多い。ウェザーニューズによると、九州の飛散量は前年の287%、平年の181%の予想過去10年で最も多いか、それに匹敵する可能性例年以上に万全な対策が必要です」

 鹿児島市の耳鼻咽喉科でも1月中旬から花粉症を訴える患者が増えてきました。どんな対策をとればいいのでしょうか?

(牛飼耳鼻咽喉科 牛飼雅人院長)

「花粉をいかに吸わないようにするかが大事。具体的には外出時はマスクをつけたり、眼鏡をつけたり、場合によってはゴーグルをつけたり。花粉が付着しにくい洋服を着る。逆にウールなど、花粉が付着しやすい服は避ける。家の中に花粉を持ち込まない。花粉が飛んでいる時期は窓を開けない。洗濯物を外に干さない。外出から帰ってきた時は花粉を落としてから家に入る、そういったことも大事」

 鹿児島市のハンズ鹿児島店では2月から花粉症対策コーナーを設けています。

(ハンズ鹿児島店・永手和気さん)

「11日までは大きく目立った動きはなかったのですが12日になって花粉症対策グッズが売れてきました。敏感な方はお困りになってお越しいただいたと思います」

 花粉症用のマスクや、衣類についた花粉を落とすブラシなど、90種類が並びます。

(記者)

「花粉対策グッズがたくさん並んでいる中で、売れ筋は「ノーズピット」がついたマスク。ノーズピットを鼻の中に入れて、その上からマスクすると、花粉の侵入を防げるということです」

 花粉が目に入りにくくするサングラスや鼻うがいの洗浄剤なども売れています。

 県内では2月下旬にかけてスギ花粉の飛散がピークを迎える見込みです。過去10年で最も多いとされる今年は例年以上に万全な対策が必要です。

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