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糖質バテで太る!?医師が教える、夏太りするNG習慣3つ

つやプラ / 2018年7月5日 18時30分

寒暖差による自律神経の調節機能の低下が原因とされる、夏バテ。連日の暑さに、すでにだるさや疲れを感じている……という方も多いのでは。

夏は、夏バテ以外にも、血糖値の乱高下によって疲労を感じる「糖質バテ」にも注意が必要、と循環器専門医の池谷敏郎先生は注意を促しています。さらに、「糖質バテ」は夏太りにつながるのだそう。糖質バテを引き起こす、夏の「NG習慣」をお聞きしました。

■「糖質バテ」とは?

池谷先生によると、「血糖値を急激に上昇させると、急に上がった血糖値を下げるためにインスリンが働き、血糖値を急激に下げることになります。この血糖値の乱降下は疲労感を引き起こします。これを『糖質バテ』と呼んでいます」とのこと。

血糖値の急上昇で、脂肪を溜め込みやすく

「また、インスリンは体内の余分な糖を脂肪に変える働きがあるため、血糖値を急上昇させると、その分、体内に脂肪を蓄積することになります」

■「糖質バテ」を引き起こし、夏太りしやすいNG習慣3つとは?

(1)糖質の多い、冷たい飲み物・食べ物ばかり食べる

「猛暑が続くと、糖質の多い清涼飲料水や冷やし中華やそうめんなどの冷たい麺類に食生活が偏りがちです。このような糖質に偏った食生活をしていると、血糖値が急上昇しやすくなります」

(2)涼しい部屋に閉じこもり動かない

「外が暑いと部屋でじっとしてしまいがちになります。特に食後の運動不足は血糖値の急上昇の一因となります。また、運動不足の状態が続くと、インスリンの効きが悪くなり血糖値を上手く下げることが出来なくなってしまいます」

(3)暑さで寝苦しくて睡眠不足

「寝苦しい日々が続き、睡眠時間が短くなると、満腹ホルモンの『レプチン』が減り、空腹ホルモンの『グレリン』が増えてしまいます。その結果、過食に走りやすくなり、血糖値の急上昇を引き起こしてしまうのです。また、異常に上昇した血糖値を下げようと多量のインスリンが分泌されれば、今度は逆に食後の血糖値の低下が生じます」

夏太り防止には、食事に「まいたけ」をプラスして

池谷先生によると、「夏に、ついつい食べてしまいがちな冷やし中華やそうめんなどの麺類は、まいたけと一緒に食べることがおすすめです」

「まいたけには、食後血糖値の急上昇を抑える効果が明らかになっています。また、糖尿病や高血圧といった血管系への健康効果が明らかになりつつある栄養素・ビタミンDも豊富に含んでいます。まいたけをプラスして、美味しく健康的に夏を乗り切りましょう」

知らないうちに、「糖質バテ」からの「夏太り」を引き起こしがちな夏の生活習慣。やりがちなNG習慣を見直して、夏のすっきりボディを目指してみては。(LAR編集部)

【池谷敏郎(いけたに としろう)先生 プロフィール】
医学博士・池谷医院院長。東京医科大医学部卒。東京医科大学循環器内科客員教授、日本循環器学会循 環器専門医。血管に関する第一人者として、テレビや雑誌、ラジオなど、メディア出演多数。今、最もメディア出演が 多い医師。ベストセラー『「血管」を鍛えると超健康になる!』(三笠書房)、『ダイエットの新習慣』(朝日出版社)、 「隠れ高血糖が体を壊す」(青春出版)など著書多数

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