朝から腸活!目覚めを助ける「お味噌汁ちょい足し食材」3つ
つやプラ / 2018年10月3日 12時0分
![朝から腸活!目覚めを助ける「お味噌汁ちょい足し食材」3つ](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/lar/lar_111312_0-small.png)
季節の変わり目に疲れが出ている、気温の変化に体調がついていかないなど、この季節はなんだか体調が優れず、朝起きるのが辛い方が多いのではないでしょうか?
朝は、体内時計をリセットして身体のリズムを調える大切な時間帯です。とくに、朝食の後に腸の大きなぜん動運動がおこりますから、腸内フローラを調えるためにも朝の過ごし方は大切です。
お味噌汁にチョイ足しするだけで、朝の目覚めをサポートする食材を3つご紹介します。
■朝の目覚めをサポート!「お味噌汁にチョイ足し」食材3つ
(1)ジンジャーパウダー
東洋医学では、生のショウガを生姜(しょうきょう)、加熱乾燥させた生姜を乾姜(かんきょう)と呼び、加熱乾燥したショウガは、内臓を刺激して身体を内側から温める働きがあるとされています。
実際、生姜を加熱乾燥させることで、生のショウガに多く含まれる辛味成分ジンゲロールが、ショウガオールという成分に変わります。このショウガオールには、より身体を温める働きがあることがわかっています。
朝は一日のうちで一番体温の低い時間帯ですから、体温を上げて身体に朝がきたことを知らせましょう。
(2)柚子
柑橘系の皮に含まれる香り成分のリモネンには、交感神経を刺激する働きがあります。
体内時計がリセットされることで、副交感神経優位の睡眠モードから、交感神経優位の代謝モードへ切りかわります。その手助けとなるのがリモネンの香りです。
柚子の皮は冷凍保存できますから、冷凍した柚子の皮を温かいお味噌汁に入れて、いい香りを楽しみましょう。
(3)七味唐辛子
山椒や唐辛子が混ざった七味唐辛子の香りも、気持ちがシャキっとしますね。
また、唐辛子に含まれる辛味成分であるカプサイシンには、代謝を活発にする働きや、末梢血管の血流をスムーズにする働きがあることがわかっていますから、朝の冷えた身体を温めて、代謝UPをサポートします。
「朝は忙しくて、食事をとっている時間がない」という方でも、お味噌汁にチョイ足しするくらいなら簡単にできますよね。食欲がない方は、無理に具だくさんにせず、お味噌をお湯で溶いたものにチョイ足しするだけでもOK。寒くなるこれからの季節、朝は身体を温めて体内時計をリセットして元気に過ごしたいですね。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ
料理教室Manami’s Kitchen主宰。パリのEcole Ritz Escoffierにてフランス料理を学びDiploma取得、本草薬膳学院にて薬膳を学び、中医薬膳師の資格を取得。健康リズムカウンセラー、味覚カウンセラー(スタンダード)。自著「ヤセ菌が増えて太らない食べ方」(2016年・自由国民社)。コラム執筆、雑誌、TVなど多数のメディア出演実績がある。)
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