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冷えや腸内環境に!お肌も喜ぶ調味料「酢玉ねぎ」の作り方

つやプラ / 2015年2月11日 15時0分

生姜、シナモン、ココアなど、冷え取りにおすすめの食材は色々ありますが、手作り派の方におすすめしたいのが「酢玉ねぎ」。加熱すると新しい成分が生まれる「玉ねぎ」を酢に漬け込んだ調味料には、冷え取りだけでなく腸内環境美化や肌ケアにも嬉しい効果があるようです!作り方・レシピをご紹介します。

■酢玉ねぎの魅力3つ

(1)加熱で効果UP!「玉ねぎ」

玉ねぎの辛味成分「アイリン」は、切って細胞を壊し空気にさらすことで酵素が働き血液をサラサラにする効果や抗酸化作用のある硫化アリルに変化します。さらに、玉ねぎを炒めることで生れる香り成分にも血液をサラサラに保つ効果があり、さらに、加熱することで生まれる成分にも血液サラサラ効果が! 玉ねぎは、加熱することで血液サラサラ成分が3つに増えるのです。

(2)酢との相乗効果が◎

玉ねぎに含まれるビタミンB1は、糖質や脂質の代謝に欠かせないビタミン。酢には、血糖値の上昇を抑える働きや、血液中に過酸化脂質が増えるのを抑える働きがあり、玉ねぎ+酢の相乗効果で、糖化(※1)とカルボニル化(※2)という2大老け要因を予防!

(3)腸内環境美化にも

玉ねぎには、食物繊維のほか、善玉菌の大好物「クラフトオリゴ糖」が含まれていて腸内環境美化におすすめ。酢には、大腸の健康を保つ効果もあると言われていますから、こちらも相乗効果が期待できます。

■酢玉ねぎの作り方

<材料>
・玉ねぎ 2個・酢 250cc程度・ハチミツ、ハーブ  お好みで

<作り方>
1. 玉ねぎを繊維を断つようにスライスして30分空気にさらします。
2. 鍋に酢を入れ、お好みでハチミツやローリエ、タイムなどを加えます。
3. 酢がフツフツし始めたら玉ねぎを加え3分程度煮込み、保存ビンに入れて冷蔵庫で保存します。黒酢やリンゴ酢、赤酢でつくれば、マイルドな酢玉ねぎができあがります。

サラダのドレッシングに、お豆腐の薬味に、ステーキやハンバーグの付け合せに、使い道は色々。美味しく食べて、お肌も喜ぶ「酢玉ねぎ」、ぜひ作ってみて!
(美養フードクリエイター 岩田 麻奈未)

※1 糖化:エネルギーとして使用できず、貯蔵するにも余った糖がコラーゲンなどのタンパク質と結びつき、茶褐色の弾力のない細胞に変わってしまうこと。糖化した細胞は、ほうれい線やたるみの原因になると言われています。

※2 カルボニル化:活性酸素によって酸化した脂肪=過酸化脂質がコラーゲンなどのタンパク質と結合して、黄ばんだ細胞に変わってしまうこと。真皮だけでなく、角質層でも起こる現象で、クスミや毛穴の開きの原因になると言われています。

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