劣化オイルで肌荒れ!?「オイル美容のNG習慣」4つ
つやプラ / 2019年2月22日 20時30分
肌の乾燥が気になるこの季節、いつも以上に保湿ケアに力を入れている方も多いのではないでしょうか。
美容オイルは肌に足りない油分を補うことができるため、冬の保湿ケアにぴったりなアイテムです。しかし、美容オイルの使い方によっては逆効果になることもあります。
コスメコンシェルジュの筆者が、オイル美容のNG習慣を4つご紹介します。美容オイル愛用者として、乾燥する季節にぴったりのオイル美容もご提案します。
■保湿のつもりが逆効果?オイル美容のNG習慣4つ
乾燥肌にとって不足しがちな油分を手軽に補える「美容オイル」ですが、使い方を一歩間違えると、期待できる効果が台無しになることもあります。
「美容オイルをとり入れたけれど失敗に終わった方」「美容オイルがうまく使いこなせない方」は、普段の使い方を振り返りながらご覧ください。
(1)「分量ミス」で肌荒れやメイク崩れを起こす
美容オイルを、美容液や乳液などの要領でたっぷり使うのはNGです。油分が多すぎると毛穴につまりやすくなるため、ニキビや肌荒れ、毛穴トラブルの原因になることもあります。
また、油分の多い肌のうえからメイクを重ねてしまうと、メイクと油分が混ざり合ってメイクが崩れやすくなります。
(2)「酸化した美容オイル」を塗ると、肌トラブルの元に
美容オイルのなかには、原料によって酸化しやすいものがあります。例えば、「オリーブオイル」や「アルガンオイル」、「ココナッツオイル」などの植物性オイルがそうです。
これらの油分は皮脂に近いものなので乾燥肌にとっては良い保湿剤になりますし、肌に柔軟性をもたらす効果も期待できます。しかし、性質上酸化しやすく、放っておくと過酸化脂質に変化することもあります。
この過酸化脂質が肌に刺激を与え、くすみや色素沈着につながることがあります。酸化を防ぐための添加物が配合しているオイルもありますが、「オーガニック化粧品」「自然派化粧品と呼ばれるようなタイプ」「無添加をうたうタイプ」「純度が低い食用のタイプ」は要注意です。
(3)高温多湿の場所で保管すると、劣化する
美容オイルに限った話ではありませんが、お風呂場で保管する、もしくはお風呂場に近い場所で保管することで性質が劣化しやすくなります。
また、湿度が多い場所は雑菌が繁殖しやすいため、美容オイルに菌が入り込むこともあるかもしれません。気がつかないうちに、美容オイルで肌のコンディションを悪化させている可能性もあります。
(4)脂性肌やニキビ肌は、美容オイルに不向き
美容オイルと乾燥肌の相性が良いように、美容オイルと相性が悪い肌質もあります。それが、脂性肌やオイリーなニキビ肌です。
美容オイルは皮脂のかわりとなって肌表面のうるおいをまもるため、脂性肌やニキビ肌の方が使用すると油分過多になります。
ただ、インナードライ(乾燥肌)のニキビ肌であれば、美容オイルとの相性は抜群です。インナードライのニキビ肌は、もともと皮脂量が少ないのに皮脂分泌量が増えている状態なので、美容オイルで適度に油分をおぎなうと肌質の改善が期待できます。
■美容オイルの正しい使い方と活用法
美容オイルは、正しい使い方や保管方法を守ることで、効果的に使いこなすことができます。
(1)美容オイルは1〜2滴で十分
美容オイルの使い方は人それぞれですが、保湿ケアを入念にしたいという方は、乳液やクリームのあとに美容オイルをほんの1滴塗り広げると良いでしょう。
日頃から美容オイルをとり入れている筆者は、化粧水のあとに美容オイルを2滴塗り広げています。このスキンケアをつづけて10年、乾燥しにくく肌のやわらかさをキープしています。
(2)美容オイルは、冷暗所で保管
美容オイルの劣化を防ぐために、お風呂場など高温多湿の場所で保管するのではなく、直射日光の当たらない冷暗所に保管しましょう。
また、中身の劣化を防ぐためにも、開封後は2〜3ヶ月を目安に使い切ることがベストです。
(3)ポイントメイクを美容オイルで落とす
「美容オイルを使い切りたいのに、まだたくさん残っている」という状況になることもあると思います。そこでおすすめしたいのが、美容オイルでポイントメイクを落とす方法です。
マスカラなどの落ちにくいメイクをポイントリムーバーで落としている人も多いと思いますが、ポイントリムーバーの洗浄力はクレンジング以上に強力です。デリケートな目元に刺激となり、シワやシミになるのはさけたいものです。
その点、美容オイル(できればオリーブオイル)はメイクになじみやすいため、クレンジング剤としても代用できます。コットンに美容オイルをたっぷりしみこませて気になる部位に乗せ、30秒から1分おいてそっと拭いましょう。
美容オイルを使用する際は、分量に気をつけることと、開封後速やかに使い切ることが大切です。使い方次第でオールシーズン活躍するアイテムなので、乾燥が気になる方は、この機会にとり入れてみてはいかがでしょうか。
(コスメコンシェルジュ/美容ライター 岸田茉麻
日本化粧品検定1級保有。美容部員の経験を生かし美容ライターに転身。コスメのみならず、食生活や生活習慣を含めた美容に役立つ情報を発信中。)
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