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お肌の老化防止のカギ!30代から意識すべき「女性ホルモンを増やす方法」

つやプラ / 2015年2月27日 12時0分

年齢と共に気になる肌悩み。急に肌の老化を感じるのは大体35歳前後からといわれます。実は、その肌老化の原因には女性ホルモンが大きく関係しています。女性ホルモンは、20代をピークに下降線をたどり、35歳を過ぎると急激に低下します。それが肌の乾燥、シワ、たるみなどが肌トラブルとなって現れます。肌の老化が進行しないうちに30代から女性ホルモンをアップさせる方法を身につけましょう。

■美しい肌を作る女性ホルモン「エストロゲン」

美しい肌を作るホルモンといえば「エストロゲン」。肌細胞に働きかけ、肌の弾力を保つコラーゲンやエラスチンを作る働きがあり、肌の水分や皮脂量を調整し肌の代謝機能にも関わっています。これが減少すると、肌の弾力が低下しシワやたるみの原因になります。肌の代謝機能も低下するため乾燥やくすみ、吹き出物などの原因にも。

■普段から意識したい!女性ホルモンを増やす方法

(1) 卵巣の機能を高めるため「血のめぐり」をよくする

女性ホルモンは、脳の「視床下部」というところから指令を受け卵巣で作られています。血液循環が悪くなると内臓に栄養や酸素が届かず、卵巣の機能も低下するため、女性ホルモンの低下につながります。特に生理不順や生理痛がひどかったり、冷え性の方は血液循環が滞り、卵巣の働きが弱くなっている可能性が。体を温め血流を促すことで、卵巣にも十分な栄養が行き届き女性ホルモンも多く分泌されやすくなると考えられます。

(2)寝る前ストレッチでもOK!運動で活性化

運動により体の代謝機能が高まると、女性ホルモンの活性化につながると考えられます。ストレス解消にもなり自律神経のバランスを整える効果があるので、ホルモンバランスの乱れにも効果的。就寝前にストレッチをするだけでも、副交感神経が高まり睡眠中に女性ホルモンが生成されやすくなります。

(3)良質なたんぱく質・脂質を摂取!

女性ホルモンの元になるのは、良質なタンパク質と脂質。青魚はどちらも豊富です。女性ホルモンの原料ともなるオメガ3脂肪酸(DAH・EPA)も豊富なので、積極的に摂取しましょう。女性ホルモンのような作用が期待できる大豆製品やざくろジュースなどもおすすめです。

(4)手軽なアロマテラピーで脳に働きかける

女性ホルモンの分泌を司るのが視床下部と呼ばれる部分。アロマテラピーには、この視床下部に働きかけて女性ホルモンの分泌を促したりバランスを整える働きがあります。お休み前にティッシュに精油を1滴垂らして枕元に置いておくだけでも簡単にアロマテラピーを楽しむことができます。おすすめの精油は、クラリーセージ、ゼラニウム、ローズです。

(5)常にワクワク・ドキドキ感を忘れない

よく恋をすると綺麗になると言いますが、これは女性ホルモンが活性化されるため。恋愛などのトキメキが一番効果的ですが、ワクワクする映画をみたり、旅行など楽しいことを計画したり、何かに夢中になったり。そんな事でも女性ホルモンは活性されます。常にトキメキ・ドキドキ感を忘れないでいたいですね!

女性ホルモンが一生のうち分泌される量は、わずかティースプーン一杯分程度。ぜひ、女性ホルモンを有効に活用していつまでも輝く女性を目指しましょう。
(毛髪診断士/美容家 齊藤あき)

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