マスクで肌荒れ?摩擦やムレを防ぎ美肌を保つマスクの使い方
つやプラ / 2019年3月25日 20時30分
花粉症や感染症対策にマスクを着用している人も多いでしょう。しかし、「毎日マスクを着用しつづけると肌荒れをするのでは?」と心配する声もちらほら耳にします。
コスメコンシェルジュの筆者が、マスクによる肌荒れの原因や肌荒れを防ぐマスクの使い方、マスクを衛生的に持ち運ぶ方法についてご紹介します。
■マスクの着用がもたらす3つのトラブルとは?
筆者が美容部員として勤務していたころ、「マスクを着用するようになって肌が荒れるようになったんです」と相談にこられる方が一定数いらっしゃいました。身体の健康を思って着用しているマスクでも、肌荒れにつながってしまうのは残念ですよね。
マスクによる肌荒れトラブルの原因には、次の3つが挙げられます。
(1)摩擦やゴムによる圧迫(物理的刺激)
マスクを着用する上でどうしてもさけられないものが、「物理的な刺激」です。鼻からあご先までカバーするので、マスクによる摩擦が刺激となって肌荒れにつながることがあります。
また、ゴムによる圧迫も、摩擦により肌ダメージのもととなります。顔とゴムの間に髪の毛が挟まっていたら、肌にとって良い状態とはいえませんね。
(2)高温多湿による汗やムレ
マスクのなかは気密性が高く、呼吸とともに湿度と温度が上昇します。ですから、非常にムレやすくなります。
また、くしゃみや会話で唾液が飛ぶとムレによって雑菌が繁殖するため、ニキビや肌荒れにつながります。
(3)マスクの素材や配合されている抗菌剤
マスクに配合されている抗菌剤が肌に合わない場合もありますし、衣服の化学繊維で肌がチクチクしやすい人は、マスクのガーゼや不織布が肌荒れの引き金となることもあります。
■肌荒れを防ぐマスクの使い方
近年では「メイクが落ちにくいマスク」が販売されるようになりましたが、どうしてもさけられないマスクの刺激に対して、どう対策すれば良いのでしょうか?
(1)摩擦やゴムによる物理的刺激を減らすには
摩擦やゴムによる物理的刺激を減らすためには、大きめサイズのマスクを着用する、または、マスクを着用しない時間をつくる方法があります。
もちろん、顔の大きさに対してあまりにもマスクのサイズが大きいと、マスク本来の目的が失われてしまいますが、物理的な刺激を減らすことにつながります。また、休憩時間やマスクを着用しなくても良いタイミングを見つけ、マスクを外してみるのも良いでしょう。
(2)高温多湿によるムレを防ぐには
高温多湿によるムレを防ぐには、マスクの内側にガーゼを挟むことをおすすめします。ガーゼがマスクのなかの水蒸気を吸いとってくれますし、なにより肌とマスクの接触を防ぐことができます。
雑菌対策として、マスクをこまめにとり替えると良いでしょう。
(3)マスクの素材や抗菌剤が体質や肌に合わない方
マスクの素材や抗菌剤が体質や肌に合わない方は、敏感肌用のマスクや肌触りの良いマスクを選んでみてください。
実際に使用しなければ肌に合うかどうかを見極めることはできませんが、どうしても不安を感じる方は専門家に相談することも1つの方法だと思います。
(4)ていねいなスキンケアも大切
肌のコンディションを維持するためにも、ていねいなスキンケアをつづけましょう。
摩擦ダメージをさけながら洗顔やクレンジングをし、保湿ケアをしっかり行いバリア機能を正常化させれば、マスクによる刺激を軽減することにつながりますよ。
■マスクを衛生的に持ち運ぶ方法
マスクによる肌荒れを防ぐためには、つねに清潔なマスクを使用することが大切です。しかし、替えのマスクをどのように持ち運べば良いのか、頭を悩ませている人も多いのではないでしょうか。
最近では、100円ショップでマスクの収納ケースやポーチが多数販売されていますし、手作りする方も多いようです。
身近なところでは、家にある冷凍・冷蔵用のジッパー付きプラスチック袋に入れて持ち運ぶ方法もあります。これなら、ホコリや汚れ、水滴から守った状態でマスクを持ち運べますし、かさばることもありません。
マスクの着用をさけられない場面も多いと思いますが、マスクによる肌荒れが心配な方はぜひ参考にしてくださいね。
(コスメコンシェルジュ 美容ライター 岸田茉麻
日本化粧品検定1級保有。美容部員の経験を生かし美容ライターに転身。コスメのみならず、食生活や生活習慣を含めた美容に役立つ情報を発信中。)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
【ファンケル】「リカバリーマスク<医薬部外品>」新発売
PR TIMES / 2024年9月20日 14時45分
-
肌悩みをしっかりカバー!40・50代が使うべきファンデーション3つ
つやプラ / 2024年9月10日 12時0分
-
待望のオフライン販売決定!megbabyが手がけるビューティーブランド〈mgb skin〉の大人気美容液が2024年8月より全国のロフト、PLAZA・MINiPLAにて先行販売*スタート!
PR TIMES / 2024年9月9日 13時15分
-
夏でも肌は乾く!医師が教えるスキンケア&メイクで乾燥対策する方法
ハルメク365 / 2024年9月4日 18時50分
-
<調査レポート>肌荒れを防ぐために1番気をつけていることはなんですか?2位は「食生活を見直す」1位は?
PR TIMES / 2024年8月29日 10時45分
ランキング
-
1健康診断の数値が改善する7つの習慣とは…いわき市で糖尿病の専門医師が解説・福島県
福島中央テレビニュース / 2024年9月23日 14時31分
-
2「高くても低くてもダメ」血糖値の正しい整え方 人格破綻まで招きかねない「低血糖」の恐怖
東洋経済オンライン / 2024年9月23日 17時0分
-
3どんな時にスマホを買い替える? 3位スペック不足を感じた時、2位故障した時…1位は?
まいどなニュース / 2024年9月23日 16時0分
-
4「そうだったのか!」料理長が教える玉ねぎの剥き方が参考になる
おたくま経済新聞 / 2024年9月23日 18時0分
-
5注意! 最新統計で見る「女性に多いがん」【医師が解説】
オールアバウト / 2024年9月23日 20時45分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください