食べ過ぎなくても太る!?「アラフォー太り」の原因&対処法
つやプラ / 2019年4月12日 12時0分
「暴飲暴食などに気をつけているのに太る」とお悩みのアラフォー女性は多いと思います。
「体重が減りにくくなった」もしくは「体重は変わらないのに、お腹周りやお尻が大きくなったように感じる」なら、それは、アラフォー女性ならではの理由からくる“アラフォー太り”かもしれません。
エステティシャンの筆者が、アラフォー太りの対処法をご紹介します。
■「アラフォー太り」の理由4つと対処法
(1)「女性ホルモンが減る」と太りやすくなる!?
更年期で太る人は、女性ホルモンの減少が関係している場合があります。見た目が若くても、体内の女性ホルモン(エストロゲン)の減少は着々とすすみ、更年期に向かっています。
一般的に20代に向けて増えつづけていた女性ホルモンは、20代後半から30代で分泌量が減り始め、そこから日々減りつづけます。
女性ホルモンは、月経や妊娠に関わったり、女性らしい身体をつくり、肌つやを良くするだけでなく、「善玉コレステロール」を増やしたり、骨密度を保つなど、さまざまな働きをしています。
「女性ホルモン減少」の影響をゆるやかにするには
女性ホルモンが減少することで脂肪の代謝が悪くなり、内臓脂肪がつきやすくなって”太りやすい体質”になる人もいます。
「ホルモン減少の影響を緩やかにする」「規則正しい生活を送りストレスを軽減する」には、”アロマテラピー”の活用も効果的です。
特に、「スイートフェンネル」や「ゼラニウム」「イランイラン」は、女性ホルモンのバランスの乱れから起こる諸症状の軽減に効果的とされています。アロマでマッサージしたり、芳香浴するのも良いですね。
(2)「睡眠不足」はおデブをつくる?
夜食を食べることや深酒だけが太る原因ではありません。睡眠不足が与える身体への影響は、ホルモンに影響を与えたり、身体が生命の危機と感じたりするなど、さまざまです。
仕事や家庭で忙しく、全てをこなすために、睡眠をけずることがあたりまえになっていませんか? そんな人は、少しでも長く眠る努力に加え、睡眠の”質”をあげることも大切です。
「睡眠の質」をあげるには
睡眠の1時間前に入浴をすませて深部体温を上げておくと、入眠がスムーズになりますよ。
また、照明を暗くしたり落ち着く音楽を聴いて、入眠までの流れを毎日同じにすると、睡眠の質が上がるようです。
(3)「食事の節約」で太ることも!?
家庭を持ち子育て真っ最中のために、日々生活費の節約をしている人もいるでしょう。さらに、子育てに追われて「時短」を最優先し、時間にもお金にも余裕がなくなると、食生活が乱れやすくなります。
昼食を、仕事の合間にコンビニのおにぎりですませたり、毎日ランチを外食ですませていませんか? あるいは、育ち盛りの子どもの夕飯と同じおかずを同じ量食べたうえで、夫との晩酌とおつまみで一日を締めくくっている人もいると思います。
このような場合、”塩分過多”となっていることがあります。塩分が多いと、水分代謝が正常に行われにくくなり、むくみがとれにくい体質になることがあります。
「塩分の量」を減らすには?
味噌汁のような「だし」を使用する料理は、だしをしっかり利かせて風味を楽しんだり、醤油をレモンやカボスにかえるだけでも塩分の量を減らせますよ。
また、キュウリなどの「カリウム」が多く含まれている野菜を摂ると、水分排泄の助けになります。
(4)「セルライトの肥大」にも要注意
セルライトが、年齢とともに”増えていく”ことをご存知の人も多いと思いますが、ゆっくりと時間をかけて増えていくので、実感している人は少ないかもしれません。
「年齢とともに、むくみやすくなった」と思っている人は、セルライトの蓄積が原因かもしれません。特に、お尻周りから太ももにかけてのセルライトは増えやすく、「体重が変わっていないのに、ズボンがはけない」といった悩みにつながります。
太もも以外に、お腹周りや背中にもセルライトはつきます。「お腹周りや背中にはつかない」と思っていると、気づかないうちに上半身もセルライトでボコボコになってしまうかもしれません。
「毎日のむくみとり」がカギ
セルライトで悩まないためには、”毎日むくみをとる”ことが大切です。入浴をしたり、睡眠時間(横になる時間)を増やしたりしましょう。むくみ改善グッズも多数出ているので、使ってみると良いでしょう。
さらに、軽い運動や階段の利用、ストレッチなども有効です。姿勢を良くするだけでもインナーマッスルを使うので、むくみにくくなる人もいます。
日々のケアで、セルライトを増加させない心がけが大切です。
“アラフォー太り”は、気づいてもすぐには体重を落としにくいものです。無理な食事制限は、やつれ老けるだけでなく、筋肉が落ちて太りやすい体質につながります。太り始めたら、若いころのようにすぐに戻ると思わず、1週間以内を目安に体重を戻しましょう。
また、体重だけではなくボディラインも気にするようにし、常にお風呂などでチェックをすると良いですね。日々の対策で、太りにくい身体を目指しましょう。
(エステティシャン/ヘアメイク/着付け師 山田みき
調布と横須賀でセルライト&エイジングケアのサロンを営んでいます。「キレイになれる講座」開催。雑誌掲載多数。NHKドラマやエステ国際資格の講師経験有。エステコンテスト3位/着付けコンテスト優勝多数。)
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