実は生じゃもったいない!?「野菜の栄養」賢く摂るルール2つ
つやプラ / 2015年4月10日 20時0分
ビタミン・ミネラル・ポリフェノールなど、栄養たっぷりな野菜。ドレッシングをかけて食べる「生野菜」も手軽で美味しいですが、実はそれだけだと、せっかくの栄養素を逃していることも。今回は野菜の特徴に着目し、賢く野菜の栄養を摂る食べ方をご紹介します。
■栄養余さず!野菜の賢い食べ方ルール2つ
(1)「加熱」で吸収率アップ
トマトや人参などの緑黄色野菜は、加熱する方が栄養の吸収率がアップします。トマトの「リコピン」やニンジンの「β-カロテン」などは、赤色や黄色などの天然色素の総称であり「カロテノイド」とも呼ばれており、このカロテノイドは脂に溶けやすい性質なため、緒緑黄色野菜は油で炒めて調理する方が良いのです。
「加熱」でポリフェノールをキープ
実は生で食べることの多いレタスも、加熱に向いています。切ったときに変色しやすいレタスやナス、ゴボウ、山芋などは、空気に触れることでポリフェノールが酸化してしまうのですが、加熱をすることでポリフェノールを酸化させてしまう酵素の働きを抑えることができます。これらの野菜は、切ったらすぐに加熱調理して食べるのがおすすめ。
(2)「潰して」吸収率アップ!
トマトやニンジンなど一般的な野菜は、粉砕することでも栄養素の吸収がアップします。植物は細胞壁という固い膜にビタミン・ミネラル・タンパク質などの栄養が包まれていますが、良く噛んだ程度では吸収できない場合もあります。そこで、ミキサーですり潰すことで細胞壁が壊れ、栄養素を摂りやすくできるのです。
加熱によっても細胞壁は壊れますが、忙しい朝などはスムージーにするのも◎。ただし、潰してしまうことでより酸化が速まり、時間とともにビタミンやポリフェノールが減ってしまうので、作ったらすぐに飲んでくださいね!
できれば野菜の栄養素を余すことなく吸収できる食べ方を選びたいもの。生野菜だけでなく、時には調理法を使い分けて、効率よく栄養を摂ってみてくださいね!
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
キャベツの外葉もホウレンソウの根元も捨てないで! 栄養と食材のロスを防ぐ食べ方とは
産経ニュース / 2024年10月27日 8時10分
-
「高齢でもヨボヨボにならない人」はよく食べている…医師が勧める「若返りホルモン」を増やす炭水化物の名前
プレジデントオンライン / 2024年10月19日 7時15分
-
40・50代は絶対摂りたい!若返りホルモンが増える食材3つ
つやプラ / 2024年10月14日 12時0分
-
生で食べると体のサビを防ぎ、「肉とごはん」の代謝がアップ…スーパーで売っている「白い最強食材」の名前
プレジデントオンライン / 2024年10月10日 16時15分
-
ブルーベリーにはどんな栄養が含まれている?おいしいレシピと併せてご紹介!
楽天レシピ デイリシャス / 2024年10月1日 11時0分
ランキング
-
1連続強盗「家族が生き残る家」の特徴と"10の武器" 防犯対策をしても強盗犯が突破してきたら…
東洋経済オンライン / 2024年10月29日 9時0分
-
2上司に「ムチャな仕事量を減らして!」と伝えるには…「時間が足りません」はNG。ひろゆきの仕事で使える“ズルい”言いまわし
日刊SPA! / 2024年10月29日 8時46分
-
3中小企業「冬のボーナス額」はいくら?
マイナビニュース / 2024年10月28日 11時10分
-
4「妻と浮気相手の間に生まれた子」を見捨てられなかった夫の悲哀。養育費を支払う“条件”は離婚翌日に破られ…
日刊SPA! / 2024年10月28日 15時54分
-
5【肉の日】2024年10月の飲食店キャンペーン・割引情報まとめ
イエモネ / 2024年10月27日 10時0分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください