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臭い対策で若く健康な身体に?夏の気になる臭いの原因と対策

つやプラ / 2019年8月19日 12時0分

夏は、特に「臭い」が気になる季節ですよね。汗の臭いが気になり、お風呂でしっかり洗ったり、防臭系のアイテムに頼ったりする人も多いはずです。

しかし、夏の臭い対策は知らないことや勘違いしていることも多いのです。

エステティシャンの筆者が、臭いの原因とケア方法をお伝えします。

■そもそも臭いの原因とは?

汗もかくし、臭いも気になるからと、お風呂場で念入りに身体を洗うのもいいのですが、そもそも汗は臭いがほとんどないことをご存知でしょうか。汗自体に臭いはなく、汗に含まれる成分や皮脂、皮膚の細菌などの影響によって、時間とともに臭いを発生させます。

私たちの身体には汗をかく「汗腺」という穴があります。その汗腺には、「エクリン腺」「アポクリン腺」の2種類があり、臭いを発生させやすいのは「アポクリン腺」から出た汗です。

場所でいうと「耳」「脇」「乳首」「へそ」「性器周辺」です。そして、アポクリン腺はないけれど雑菌や皮脂が多く出ることで臭いやすいのが「頭皮」と「足の裏」です。

つまり、その部位さえ清潔に保てば、臭い対策はバッチリです。

■肌荒れさせない臭い対策

乾燥肌やアトピーなどの方の場合、毎日石鹸で身体を洗っていると、皮脂のとりすぎで肌の乾燥が加速してしまう人もいます。上記の臭いやすい部位以外の、乾燥しやすい腕や足のすねなどを石鹸やボディソープで洗うのは、週に2回ほどでもOKです。

また、制汗剤などにはしばしば「エタノール」が含まれています。清涼感は嬉しいけれど、敏感肌やアルコールアレルギーの方などには刺激が強く、肌荒れを起こすこともあります。

その場合は、よもぎやラベンダーなど、消臭作用のあるフローラルウォーターで代用してみてください。

■臭いのもとは、過酸化脂質?

臭いの原因になるものの一つに、「過酸化脂質」があります。加齢臭とも関係があり、年齢を重ねて過酸化脂質が発生しやすくなるため、加齢臭は起こるといわれています。男性だけでなく、40代以降の女性でも起こりやすくなります。

年齢や遺伝的なものもありますが、原因の多くが「食事」です。文字通り、脂質が酸化すると過酸化脂質になり臭いのもとになるので、「脂っぽい食事が多い」「酸化したものをよく食べる」ということが臭いの原因につながる場合があります。

外食時の食事では、唐揚げやポテトフライなどよりも、スライストマトや枝豆などを選べば、酸化を防ぐ「抗酸化作用」のある成分もとることができます。家にある油も、古く酸化したものは思い切って捨ててしまいましょう。

健康的な臭い対策を

古い、悪い油を減らして、ビタミン豊富な色の濃い緑黄色野菜などの食品をとれば、臭い対策にも健康美容対策にもなり、一石二鳥です。過剰な皮脂や過酸化脂質を発生させないためにも、バランスのとれた食事や睡眠をしっかりととり、ストレスを溜めないことも大事です。

てっとり早く制汗剤などを使用するのもいいですが、「臭いが気にならない身体=若く健康な身体」と意識して、臭い対策にとり組んでみてくださいね。

(美容家・エステサロン&スクールSUHADA主宰 永松麻美
自身のニキビ・激太りから容姿コンプレックスに陥り根暗な10代を過ごす。綺麗になるためエステの道へ。「綺麗になる」を通し心や人間関係、人生まで前向きに変わって行く経験を人に伝えるため美容家として活動中。)

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