インドの滋養食「キチュリ」で夏疲れを癒す&デトックス!
つやプラ / 2019年9月1日 12時0分
今年の夏も、連日厳しい暑さがつづきました。食事には気をつけてはいたものの、つい冷たいものをとり過ぎてしまった方もいらっしゃることでしょう。
そんな夏の疲れや冷えが気になる今、ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、元気な肌に導き身体の中から輝きが戻ってくる「キチュリ」のレシピをご紹介します。
■毒素がたまりやすい食生活をやめましょう
冷たいスイーツや麺はひんやりと心地よく暑さを逃してくれますが、内臓を冷やしてしまいます。すると、血行不良になりやすく、胃腸の働きが鈍って消化力が低下し、毒素がたまりやすくなってしまうのです。
なので、身体を温めて本来の消化力をとり戻しましょう。
■スパイスと豆が美の決め手
「キチュリ」はインドのお粥のようなものです。現地では滋養食とされているキチュリは、身体を癒すスパイスや、たんぱく質などの栄養バランスの良い豆が多用されています。
消化力の回復から、デトックスをうながす作用にすぐれた理想のレシピです。体内に蓄積された老廃物が排出されれば、美肌とダイエットを助ける効果にもつながります。
■まずは、3日間「キチュリ」だけの夕食がおすすめ
夏の不調を改善したい場合、まずはキチュリだけの夕食を3日つづけることをおすすめします。
そして、眠る3時間前までに食べ終えて、胃腸に消化活動をさせない状態でぐっすりと眠りましょう。これがポイントです。
「キチュリ」のレシピ
材料(2人分)
・米 1/2カップ
・ひきわり緑豆(ムングダル) 1/2カップ
・クミン(ホール) 小さじ1
・ターメリック 小さじ1/2
・水 2カップ強
・塩 適宜
・バター 大さじ1
作り方
(1)米とひきわり緑豆を洗い、1時間程度分量の水に浸水しておきます。
(2)(1)を火にかけてターメリックを加え、沸騰したら弱火にして30分ほど煮込みます。
(3)(2)がやわらかくなったら、塩で味を調えます。
(4)フライパンにバターを入れて溶かしたら、クミンを加えて泡立つまで火にかけます。
(5)(4)を(3)に加えてざっと混ぜたら完成です。
※このレシピに、茹でて刻んだほうれん草や小松菜、おろしたしょうがをお好みで加えることもおすすめです。身体も温まります。
夏の疲れは放っておくと、あとから美と健康に悪影響が出ることがあります。ホっとできる温かい「キチュリ」で養生をしてみてください。そして、夜遊びの機会が多かった方は、静かに夜を過ごす愉しさも味わって心と身体の調子を立て直してくださいね。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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