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巡りでセルライト・くすみ予防&解消!「2種のリンパ」の流し方

つやプラ / 2015年6月16日 20時0分

梅雨の時期に突入し、いよいよ本格的な高温多湿のシーズンがやってきました。新陳代謝が低下し、身体のデトックスがイマイチになり、スッキリさを実感できなくなっている皆さんにリンパの働きを知っていただき、是非、セルフケアに役立てていただければと思います。

■あなたは当てはまる?リンパ不巡で起こる4つのこと

これらはすべてリンパが滞るとありがちなコンディションです。ひとつでも当てはまる場合は、リンパや身体の巡りが滞っている証拠です。
1.顔や身体がむくみ、太りやすくなる
2.シミ、しわができやすくなる
3.風邪をひきやすくなる
4.冷え体質になる

■リンパの巡りが悪くなるとセルライトの要因に

リンパの役割

血管と同じく、リンパ管も身体の隅々を巡っています。血管に寄り添うように全身を巡り、血液に含まれる栄養成分が血管からしみ出して体温調節や細胞をつくるなどの活動に使われた後、リンパ管はその残りであるウイルスや老廃物などを回収します。回収された老廃物が身体の所々にあるリンパ節でろ過されます。ウイルスや細菌があった場合はリンパ節で退治され、リンパが全身をスムーズに巡ることで健康な身体づくりが実現されます。

リンパの巡りが悪くなるとどうなるの?

回収されるべき老廃物や余分な水分が細胞と細胞の間に留まりむくみの原因となる他、リンパ液の中の中性脂肪や老廃物が新たに脂肪を引き寄せ、セルライトと化してしまいます。

■「浅リンパ」でむくみ・くすみ・セルライトを改善

美容のためにリンパを巡らせる場合は、皮膚からわずか2〜3mm下の「浅リンパ」を巡らせることが大切です。

「浅リンパ」を巡らせると良いこと

・お肌に栄養を届け、ターンオーバーを調え、くすみやシワなどを改善。
・余分な水分や老廃物を排出し、むくみを改善。
・セルライト予防

リンパの方向・流れ方

リンパは、皮膚の2〜3mm下を巡る毛細リンパ管、浅リンパが合流を繰り返し、身体の深部へ徐々に太くなりながら全身を巡り、最終的には鎖骨下にある鎖骨下静脈に合流した後、心臓へと一方向となります。また、流れ方は実は左右非対称! 左側のリンパは両脚から順にお腹、左上半身を。そして右のリンパは、右腕から右上半身を通り、最終的には両鎖骨下静脈にそれぞれ合流します。

リンパの流し方・方向

リンパを流す方向は、心臓ではなく、近くのリンパ節(下図の緑色のポイント)へ流しましょう。 リンパ管はたいへん繊細です。また、ゆっくりと流れているのでお肌をなでるようにゆっくりとリンパを巡らせていきます。強い刺激はリンパ管やリンパ節を壊してしまう可能性があるので気をつけましょう。

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■「深リンパ」はこう巡らせる

身体の深部を流れるリンパは筋肉の奥深く、骨の近くや内臓に絡みつくように巡っています。「深リンパ」を巡らせるには、深呼吸やストレッチによって収縮した筋肉を伸ばすことが大切です。その結果、リンパ節の免疫機能が回復し、様々な不調を改善することにつながります。筆者の記事「足むくみ解消!セラピストが教える「リンパストレッチ」3選」(関連記事参照)を参考ください。

むくみが気になる季節。リンパを巡らせ、健康美をゲットしましょう!
(美巡セラピスト/漢方美容家)

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