朝スープで代謝アップ!身体を内から整える発酵スープレシピ
つやプラ / 2020年1月23日 12時0分
冷えや肌荒れ、なかなかとれない疲れなどの冬場の不調は放っておかにず、すぐに対処をしたいものですよね。身体を温め、腸内環境を整えることで改善していきましょう。
発酵食品を使ったスープを食生活にとり入れてみませんか? ウエルネス&ビューティーライターの筆者が、冬の身体を健やかにうるおす「発酵スープ」のレシピをご紹介します。
■野菜不足改善のためにも冬はスープを定番に
寒い冬は、身体を温める「スープ」を定番にしましょう。外食がつづきがちな場合、胃にやさしいスープは養生食になりますし、不足しやすい野菜の栄養素も汁ごとしっかりとれます。
そして、いつものスープに発酵食品を加えれば理想の美容メニューになります。
■スープ+発酵食品の嬉しい効果
寒さによって内臓が冷えてしまうと、内臓機能の低下や血行不良といったトラブルが起こりやすくなります。スープでしっかり内臓を温めると、消化機能や血流がアップし不調の緩和に役立ちます。
そして、スープに発酵食品をプラスすることで腸内環境も改善します。すると、体内の老廃物や毒素がスムーズに排泄され、むくみや吹き出物、顔色のくすみといったお悩み改善にも効果が期待できるでしょう。
■ダイエッターなら「朝スープ」の習慣を
冬太りをさけたい方は、朝食にスープをとる習慣をおすすめします。朝に温かいスープで体温を上げておくと、日中に代謝の高い状態をキープしやすくなります。
朝食を抜きがちな方は、脂肪燃焼を促すためにも「朝スープ」で一日を始めてみてください。
■「発酵スープのレシピ」3選
(1)発酵玉ねぎの味噌スープ
発酵玉ねぎは、一度作っておけば冷蔵庫で10日ほど保存が可能です。
発酵玉ねぎの材料(作りやすい分量)
・玉ねぎ 中2個
・塩 小さじ2
・水 カップ1/2
発酵玉ねぎの作り方
(1)玉ねぎをみじん切りにします。
(2)(1)と塩をジップロックに入れて、よくもみ込みます。
(3)(2)に水を注いで全体にいきわたらせたら、空気を抜いてしっかりと口を閉じてバットなどに入れます。冷暗所に置いて発酵させます。
春から夏は2~3日間、涼しくなってきたら4~6日間を目安にし、汁が白くなってきたら味見をして辛味が抜けて酸味が出ていれば完成です。
発酵玉ねぎ味噌スープの材料(2~3人分)
・だし汁 450ml
・発酵玉ねぎ 50ml
・味噌 大さじ2
作り方
鍋でだし汁と発酵玉ねぎを温め、沸騰直前で火を止めてえ味噌を溶き入れれば完成です。
(2)醤油麹の生姜スープ
醤油麹は塩分が効いているため、冷蔵庫で3か月くらいの長期保存が可能です。
醤油麹の材料(作りやすい分量)
・生米麹 100g
・濃口醤油 1カップ
醤油麹の作り方
保存瓶に生米麹と濃口醤油を入れて、よく振り混ぜます。常温で保存して1日1回よく振り、1週間たてば完成です。
生姜スープの材料(2~3人分)
・生姜 1かけ
・みず菜 1袋
・乾燥わかめ 大さじ1
・鶏がらスープのもと 大さじ1
・醤油麹 大さじ1
・ごま油 小さじ1
・水 3カップ
・塩、こしょう 適宜
作り方
(1)みず菜は3㎝くらいに切り、生姜はみじん切りにしておきます。
(2)鍋に水を入れて沸騰させたら鶏がらスープのもとを溶かし、(1)と乾燥わかめ、醤油麹を入れてひと煮立ちさせます。
(3)(2)にごま油を落とし、塩、こしょうで味を調えれば完成です。
(3)酒粕スープ
各種の発酵食品がそろった、美肌に効果的なスープです。
材料(2人分)
・酒粕 40g
・キムチ 40g
・水 400ml
・鶏がらスープのもと 小さじ1
・豆乳 大さじ2
・ごま油 小さじ1/2
作り方
(1)鍋に水を入れて沸騰させ、鶏がらスープのもとを溶かし入れます。
(2)(1)に酒粕を溶かし入れます。
(3)(2)にキムチ、豆乳を加えて温め、仕上げにごま油を落として完成です。
忙しくて出来合いのお惣菜で食事という時でも、温かなスープの作り置きがあれば食卓はぐっと豊かになります。冬の美と健康のためのファイナルアンサーは、「発酵スープ」で決まりです。
(ウエルネス&ビューティーライター ユウコ
「脂肪燃焼ダイエット」「ハッピーラッキー美人の秘密2」など、これまで4冊の自著を刊行。食、メンタルケアなどを通じて生活と人生の質を高めるメソッドについて、多方面にて執筆中。ブログも毎日更新中。)
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