隠したいけど厚塗りは嫌!ジレンマを解消できるベースメイク
つやプラ / 2020年2月1日 21時30分
![隠したいけど厚塗りは嫌!ジレンマを解消できるベースメイク](https://media.image.infoseek.co.jp/isnews/photos/lar/lar_203009_0-small.jpg)
大人になればなるほど、ナチュラルなベースメイクの方が若々しく見えます。ですが、隠したいものが次々に増えていくのも現実です。
美容エディター&ライターの筆者が、そんなジレンマに悩んでいるアラフォー女性に試していただきたいベースメイクアイテムを3つご紹介します。
■隠そうとすればするほど、厚塗りに
シミ、クマ、毛穴、くすみなど、隠したい肌悩みが増えてくるのがアラフォーの年代ですが、それら全てを隠そうとすると、下地、コントロールカラー、コンシーラー、ファンデーション、パウダーといったように、ベースメイクに使うアイテムがどんどん増えていってしまいます。
その結果、ベースメイクが何層にもなり、見た目も「しっかり塗りました!」という厚塗り肌になってしまいます。
製品にもよりますが大人向けのファンデーションは、“ナチュラルな仕上がり”よりも“カバー力”を重視して作られているものも多く、パウダーファンデーションやクリームファンデーションを隅から隅までしっかり塗ると余計に老け見えしてしまう場合もあります。
■バームやティントタイプをとり入れる
“老け見え”回避のためには、できるだけベースメイクに使うアイテムを少なくすることです。そこでおすすめなのが、バームやティントなど、通常のファンデーションのカテゴリーには収まらないタイプのアイテムです。
どれも見た目の印象はナチュラルですが、紫外線から肌を守るSPF値やPA値がしっかりとそなわっていて、スキンケア成分もきちんと配合されている新しいタイプのベースメイクアイテムです。思っている以上に、毛穴も自然にカバーしてくれます。
ベースメイクがどうしても厚くなってしまう人や、元々ファンデーションは使わずに日焼け止め下地しか塗っていない人などにとてもおすすめです。
■新アイテムとファンデーションの使い分けを
顔の広い部分にはバームやティントを塗り、クマや気になるシミなどだけにコンシーラーを塗るようにし、部分によって塗るアイテムを使い分けてみましょう。
また、「仕事がありしっかりメイクをしたい日はファンデーションを使い、外部の人に会わないような日はバームタイプなどだけにする」など、シチュエーションによって使い分けることもおすすめです。
「肌を守る」ことに重点が置かれているので、冬から春への季節の変わり目にも頼れるアイテムです。筆者が現在愛用中のアイテムをご紹介します。
■ナチュラルな仕上がりのベースメイクアイテム3選
(1)タン・クチュール・シティ・バーム/パルファム ジバンシイ
紫外線、大気汚染、ブルーライト、乾燥など、外出時や室内にいる時もあらゆる肌の外敵から守るように考えぬかれた「肌色のバリア」というようなアイテムです。
「シアバター」がフリーラジカルや大気汚染などの外的要因から肌を守り、「リコリス・エキス」や「ヒアルロン酸」が保湿しながらふっくらとした肌をキープしてくれます。
油っぽさや重たさは感じない
「バーム」と聞いて連想するような油っぽさや重たさが一切なく、軽くて伸びの良いテクスチャーは秀逸です。仕上がりもテカリ過ぎたりせず、肌のキメにピタッとフィットしてくれます。
毛穴も全体に目立たなくなり顔色も均一になるので、何品もベースメイクを重ねなくても問題ありません。メイクが崩れにくくもちも優秀なので、ひとつ持っているとかなり便利です。
色展開は全8色で、写真のアイテムは「N200」の標準色です。
(全8色 SPF25 PA++ 30ml 税抜価格6,300円 パルファム ジバンシイ)
(2)UV カラーバーム/TSUDA SETSUKO
元々販売されている、肌を守り炎症をケアするスキンバリアバームに色がついた「塗っている方が肌にいい日焼け止め」というアイテムです。皮膚科医の津田攝子先生が、「人生100年時代なら、肌も耐久性をもたなくてはいけない」と考え開発されました。
SPF値とPA値が最高値なのに、肌にやさしい
「日焼け止めを使いたいのに、刺激が強い物が多くて肌が荒れる」という悩みにこたえ、SPF値とPA値ともに最高値なのに、紫外線吸収剤や界面活性剤などはフリーとなっています。敏感肌でも安心して使えます。
「セラミド」「マカデミアナッツ脂肪酸フィトステリル」などで角層内の水分量を高めてキープし、「ナイアシンアミド」や「ビタミンC」「グリチルリチン酸ステアリル」などの抗炎症効果が期待できる成分も配合されています。
テクスチャーはやや硬めなので、少しずつ叩き込むように伸ばすとなじみます。カラーは、「ナチュラルピンク」と「ベージュオークル」の2色で、写真のアイテムは「ベージュオークル」です。春先に肌が揺らぎやすい人のバリアアイテムとしてもおすすめです。
(全2色 18g SPF50+ PA++++ 税抜価格5,600円 ドクター津田コスメラボ)
(3)プットオンアハッピーフェイス ティンティド モイスチュアライザー/アウェイク
「コメ胚芽オイル」や「オーガニック認証のオリーブ抽出オイル・セサミオイル」などの10種類のボタニカル成分が配合された、メイクアップとスキンケアが合体したようなベースメイクアイテムです。伸びの良い柔らかいテクスチャーで塗りやすく、伸ばすとごく自然なツヤ肌が完成します。
また、紫外線カット効果が高く花粉やホコリからも肌を守ってくれるので、休日の近所用メイクにも重宝します。
カラー全3色のうち2色は既存のアイテムですが、写真の「00 light」が2020年3月6日に追加発売されます。
(全3色 30ml SPF50+ PA++++ 税抜価格3,800円 アウェイク)
いかがでしたか? 今春は、一般的なファンデーションとは違うのに、ナチュラルな仕上がりで肌を守ってくれるアイテムが次々に登場しています。厚塗りメイクになってしまい困っている人は、ぜひ活用してみてください。
(美容エディター&ライター 斎藤真知子
編集プロダクションと美容雑誌編集部を経てフリーランスに。かれこれ20ウン年美容雑誌業界の片隅でお仕事中。肌データは、アトピー持ちの(でも現在はほぼ出ない)基本乾燥肌。)
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