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そのだるさ「冷房病」のせいかも?職場&自宅でできる対策方法

つやプラ / 2015年7月10日 12時0分

暑い時期でも、多くの女性が困っているのが「冷え」。男性の多い職場や、スーパー、家電量販店などでも、クーラーのかなり効いている場所は多いものです。しかし、この冷えは「冷房病」といって、放っておくと生理不順やイライラ、頭痛、不眠などの症状が出てしまうのです。女性ホルモンも減りがちなデリケートな30代・40代だからこそ、きちんとした対策を知って労りたいですよね。

■なぜ起こる?「冷房病」になってしまう理由

人間の体温は、常に一定に保たれるようにできています。身体が熱くなっても、汗をかいて体温を下げることができます。しかし、1日中冷房のきいた空間にいると、以下のようなサイクルが起こります。

1.汗をかかない状態のまま、身体の表面から熱が奪われてしまう
2.身体の熱が奪われないようにするため、血流量も減らしてしまう

自律神経との関係

このような状態で温度の高い屋外に出ると、急激に血管を拡張させ、汗腺が開き汗を出そうとします。この2つの働きを司っているのが自律神経。自律神経は自分ではコントロールすることができない神経で、睡眠や血圧、体温調整や、免疫などの働きがあります。急激な温度変化が1日のうちに何度も続くと、自律神経の働きが狂い始めてしまうのです。冷房病は、このような急激な温度変化によって、自律神経が乱れて起こるものなのです。

■職場でしたい冷房病対策3つ

クーラーは28℃が目安

 まず、クーラーの温度は28℃を目安に、「寒い」と感じない温度を保ちましょう。ただ、男性の多い職場などは難しい場合も多いでしょう。そんな時にオススメなのが、下記の方法です。

「ひざ掛け・靴下」を活用

保温性の高いひざ掛け、靴下などを利用して、服装で寒さから身体を守りましょう。

それでも冷えるなら「腹巻」を

 お腹を温めることで、胃腸の障害や腰の冷えも防ぐことができるからです。また、足先は特に「冷え」を感じやすい部位ですので、1時間に1回程度、指先を動かして、血流の改善をはかるのもいいでしょう。

■自宅でできる冷房病対策3つ

身体を温める食材を摂る

職場で冷えた身体を回復のために、生姜やニンニクなど、身体を温める作用が期待できる食べ物を意識的に摂りましょう。

夏も湯船に浸かって

また、夏はついついシャワーだけで済ませがちですが、きちんと湯船に浸かることをオススメします。水圧によって血行もよくなりますし、お湯の中でふくらはぎを揉むとより一層、巡りの効果が期待できます。

アロマの香りでリラックス

また、自立神経の乱れにはストレスが大きく原因しますが、入浴にはリラックス作用があり、ストレスを軽減してくれます。ラベンダーやジャスミンなどの香りの入浴剤を入れると、リラックス効果も高まります。

いかがでしたか? 夏だからといって油断せず、しっかり対策をして、冷えから身体を守りましょう!
(美容ライター・エディター 長岡宏江)

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