アイスが正解!?ダイエット効果がアップする「緑茶」のヒミツ
つやプラ / 2021年6月3日 10時0分
健康効果が高いと言われ海外でも人気のある「緑茶」。脂肪の吸収を抑える働きのあるカテキンが含まれていることでも有名ですね。
緑茶は冷たくすると、さらにダイエット効果が高まるそう! 健康と美容に役立つ食スタイルを提案して17年の美養フードクリエイターである筆者が、美味しさもダイエット効果もUPする緑茶のいれ方をご紹介します。
■美味しさもダイエット効果もアップ!?緑茶の入れ方
(1)「氷水」で入れると脂肪をブロック!?
緑茶に含まれるカテキン類には、脂肪を分解する酵素の働きを抑えて吸収をブロックする働きがあり、とくに「エピガロカテキン」と呼ばれるカテキンの効果が高いことが判っています。
「ためしてガッテン」で行われた実験によれば、エピガロカテキンは氷水で出した緑茶に一番多く含まれているそうです。エピガロカテキンはお湯で淹れた緑茶にも存在しますが、お湯で淹れるとその他のカテキンも溶け出してしまうため、効果が抑えられてしまうのだとか。
ですから、ダイエットのために緑茶を飲むのであれば、氷水で出した緑茶がおすすめです。
(2)「チョイ足し」で脂肪をブロック
さらに、緑茶にミントやシソ、リンゴの皮や芯、バナナなどを加えることで「テアフラビン」という成分が生まれるのだそう。
これは紅茶に含まれるポリフェノールで、血糖値の上昇を穏やかにする働きがあることで知られています。本来緑茶には含まれないのですが、植物の酵素でカテキンが酸化すると、テアフラビンが生まれるのだそうです。
エネルギーとして消費されなかった糖は、脂肪細胞に取り込まれ脂肪の蓄積の原因となってしまいますから、お食事中にはフレーバー緑茶が良さそうですね。ミントやシソを加える場合には、刻んでから緑茶に加えましょう。
エピガロカテキンは、免疫力UPなどさまざまな健康効果が期待される成分。氷水で出すことで旨み成分「テアニン」は溶け出しますが、苦みの元となるカテキンやカフェインは溶け出さず、まろやかな味の緑茶になります。緑茶が苦手な方もチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)
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