ママ要チェック!看護師が教える「子どもの病気マメ知識」5つ
つやプラ / 2015年7月17日 15時0分
子供と大人では病気のかかり方や経過に違いがあります。現在子育て中のママやこれからママになる人に向けて、乳幼児期の子供の病気のポイントを5つにまとめてみました。
■病気にかかりやすくなるのはいつ?赤ちゃんは胎内にいるときに胎盤を通じ、ママからlgGと呼ばれる免疫をもらいます。このlgGの効果は半年くらいで切れてくるので、半年を過ぎたあたりから病気にかかりやすくなります。また、ママが持っている免疫だけが赤ちゃんにも移行するので、すべての感染症にかからないというわけではありませんし、兄弟がいる場合は早い時期から感染症にかかりやすくなります。
■「高熱」が出やすい
体温を調節する機能が未熟なために、高熱が出やすいという特徴があります。とくに生後6ヶ月から3歳頃まではとくに熱が出やすい時期です。
体温を測るときのポイント
体温を測るときのポイントですが、体温を測る時間や、体温計の種類、測る部位(腋、口腔など)によって体温は変わりますので、ある程度条件を一定にして測るようにしてください。
■大人よりも短期間で進行しやすい
子供は身体の臓器や機能が未熟で病気に対する抵抗力が弱いため、病気にかかりやすい状態です。かかった後も、大人に比べて進行が速く、短期間で重くなってしまうことも。「いつもと様子が違う」と思ったら、早めに受診や、よく観察をしてホームケアをすることが大切です。
■脱水を起こしやすい
よく「子供は水分補給が大切」といわれます。それは、子供が大人よりも体内の水分割合が高いため。病気にかかると発熱や嘔吐、下痢などによって脱水を起こしやすくなりますので、そのような症状があるときは水分をしっかり補給して脱水症状にならないようにすることが大切です。
■治りきるまで油断禁物!「合併症」に注意
抵抗力の弱さにより、単なる風邪から合併症を起こすこともあります。子供に多い合併症は、気管支炎、肺炎、中耳炎などがあります。風邪をひいたときも治りきるまで油断せず、よく観察してあげることが必要です。
乳幼児は自分の身体の状態を上手く言葉で伝えられないので、「何かがいつもと違うな」というママの気づきが大切になってきます。そのためには、普段の状態をきちんと理解しておくことも大切です。参考にしてみてくださいね。
(看護師/ホリスティックビューティインストラクター 山本幸美)
外部リンク
この記事に関連するニュース
-
大人以上に暑い!?子どもの「熱中症」リスクが高い理由…異変に気づくためには?
南海放送NEWS / 2024年7月22日 17時54分
-
【Q&A】「知らなかった」熱中症にならないためには水分補給が大事だが、他に大切なことって?
OTONA SALONE / 2024年7月10日 11時41分
-
短時間でも「子どもの“車内放置”」絶対ダメ! 「カーエアコン」稼働でも「車内で熱中症」のリスクがある「理由」とは
くるまのニュース / 2024年7月6日 9時10分
-
ただの「下痢」と油断しちゃダメ 大腸がん&難病の可能性も 受診すべき目安は? 消化器病専門医が注意点を解説
オトナンサー / 2024年7月2日 9時10分
-
医師が教える「熱中症になりやすい人」の特徴 高齢者に加えて注意すべきなのは?
PHPオンライン衆知 / 2024年6月27日 12時0分
ランキング
-
1日本のにんにくは中国産が9割。「国産にんにく」と「中国産にんにく」の違いとは? 3つの産地で比較
オールアバウト / 2024年7月26日 21時5分
-
2マヨネーズにつけて食べると消化酵素が3倍増…キャベツの栄養を爆上げするのは「千切りorかじる」どちらか
プレジデントオンライン / 2024年7月26日 9時15分
-
3イトーヨーカドー春日部店が閉店へ 「クレヨンしんちゃん」に登場するスーパーのモデル 「残念」「寂しい」惜しむ声
ねとらぼ / 2024年7月26日 16時5分
-
4日本人に多い「近視」 子どもは特に要注意、放置すると及ぶ“危険性” 眼科医が解説
オトナンサー / 2024年7月26日 7時10分
-
5ラブホ従業員が見た「ラブホ前での男女の攻防」。女性から“おねだり”するパターンも…
日刊SPA! / 2024年7月26日 15時53分
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)
記事ミッション中・・・
記事にリアクションする
![](/pc/img/mission/point-loading.png)
エラーが発生しました
ページを再読み込みして
ください
![](/pc/img/mission/mission_close_icon.png)