大人女性は下地の使い分けを!自然に隠して若見えするメイク
つやプラ / 2020年3月17日 19時30分
アラフォーになると気になる肌悩みが増えて、どうにか隠そうと厚塗りになりがちですよね。若々しく見せるには、「自然に隠す」ことが大切です。
ヘアメイクや美容講師のプロとしてアラフォーに特化したメイクのコツを提案している筆者が、自身もやっている「若見えメイクのポイント」をご紹介します。
■今日から使える若見えメイクのポイント4つ
(1)下地にこだわる
下地にこだわらない方が意外と多いのですが、筆者的にはファンデーションよりも下地の方が重要だと思います。下地には化粧のりを良くする効果以外にも、顔の凹凸やくすみ、毛穴を自然にカバーしてくれるからです。
下地は組み合わせて使うことができるので、肌トラブルに合わせて使い分けることがおすすめです。
鼻のテカリや顔全体の毛穴、目の下のたるみが気になる場合
スキンケアをした後に、顔全体に毛穴の凹凸をカバーしてくれるブライトニング下地を塗ります。その後、テカリやすい鼻には皮脂吸収効果のある部分用下地や凹凸を埋めるプライマーを使用しましょう。
目の下のたるみには、影を飛ばすために黄色のコントロールカラーをプラスすることをおすすめします。
このように、全体に使う下地と部分的に使う下地とで分けると、ファンデーションを塗る前から肌質が変わります。
(2)ファンデーションをつけすぎない
ファンデーションの量が多いと、化粧が崩れやすくなります。顔全体にきれいにつけようとする方は均等にファンデーションをのせてしまいがちですが、それだと薄づきでも顔が能面に見えてしまいがちです。
ポイントは、しっかりファンデーションをのせるところと、ぼかしながら薄くするところを塗り分けることです。
ファンデーションの塗り方
顔の中心にファンデーションをのせたら、目尻の延長線上までスタンプを押すようにスポンジでトントンと馴染ませていきます。顔の外側は、ファンデーションが薄くのる程度に伸ばします。顔の中心はファンデーションを濃くし外側は薄くすると、グラデーション効果で顔が立体的に見えます。
一度塗りでもカバーしきれない顔中心のシミやクマには、再度同じようにスタンプのように重ね塗りをしてもOKです。2度塗りしても目立つものには、部分的にコンシーラーを使ってカバーしましょう。
ファンデーションだけだとカバー力の限界があるので、ファンデーションだけでどうにかしようと思わないことが老け見えさせない秘訣です。
(3)コンシーラーは部分的に使い分ける
「コンシーラーをいくら塗ってもカバーできない」「コンシーラーを塗るとシワが目立つ」という場合は、使っているコンシーラーのテクスチャーが原因かもしれません。
笑った時に皮膚が動く目の周りやほうれい線周りに硬めのコンシーラーを使ってしまうと、シワがくっきり刻まれてしまいやすいです。そのため、皮膚が薄く動きやすい部分には柔らかいテクスチャーのコンシーラーを使うと肌に馴染んで密着しやすいです。
逆に、シミができやすいこめかみ部分や頬、生え際付近は笑っても皮膚が動きづらい部分なので、硬めのコンシーラーを使うことがベストです。硬いコンシーラーは伸びにくい分、ピンポイントで隠したい時に向いていますし、カバー力も高いです。
コンシーラーを使う時のコツ
コンシーラーを気になる部分にのせたら、全体的にぼかすのではなくコンシーラーをつけた部分とつけていない部分の境目をぼかすときれいに仕上がりますよ。
(4)パウダーは、ヨレやすいところとコンシーラーをつけたところだけ
パウダーを使う目的はファンデーションの密着度を上げて、より化粧の持ちを良くすることです。全体的にパウダーを使うのも良いのですが、シワが気になる方がつけすぎてしまうとマット肌になってシワが目立ちやすくなります。
そのため、シワを目立たせず化粧持ちをアップさせるには、ヨレやすい目の周りやコンシーラーをつけた部分、テカリやすい鼻部分だけにつけることがポイントです。
全体的につけたい場合はパフではなく大きめのブラシでつけると、マットになりすぎずふんわりとした仕上がりになります。
アラフォーのメイクは足し算と引き算が大切です。まずは、下地にこだわることが薄づきにする近道になりますので、ぜひご自身のメイクに活かしてみてはいかがでしょうか。
(ヘアメイク/美容講師/美容ユーチューバー/ライター/美容師/メディカル美容矯正士/コスメ薬事法管理者 mayu3
美容講師をしつつヘアメイクや化粧品の官能評価などマルチに活動。現在、YouTubeで「アラフォーからの楽して美活」というアラフォー向けの美容情報を配信中。)
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