「足が熱くて眠れない…」原因は内臓冷え!?寝たままカンタン解消法
つやプラ / 2015年8月11日 12時0分
熱帯夜が続き、睡眠不足の人も多いかもしれません。筆者も今年からクーラーを付けて寝るようになりましたが、やはり朝起きた時につま先や足首などが冷たくなっているのが気になります。とは言え、「足が火照って寝れない!」という人もいるでしょう。でもこの火照り、実は内臓型冷え症が原因だって知っていましたか? つまり、寝る前も起きた時も身体は冷え冷え状態。そこで、寝る前や起床時に冷えを解消するぶらぶらストレッチをご紹介します。
■冷え症は「内臓型冷え症」と「末端冷え症」の2種類ある
内臓型冷え性と末端冷え性は、同じ冷え性のようですが大きな違いがあります。そこでこの2つの違いと対策を見てみましょう。
内臓型冷え症
・症状:夏に起こりやすく、手足の先が火照りやすい。おなかが冷えると、下痢や便秘になりやすい。免疫力が低下するため、風邪を引きやすい。疲れが抜けない。顔色も悪い。痩せにくい。
・原因:クーラーや冷たいものを摂ることにより、腸など内臓が冷えています。また、交感神経の働きが弱いために、手足の血管を収縮力が弱く、血液を身体の中心である内臓に集められず足に血液がたまり、熱を帯びて火照ってしまいます。
・対策:身体の内側から温めましょう。熱を発するタンパク質を摂る、湯船に浸かる、温かいお茶を飲む、ストレッチなどで血液循環を促すのがオススメです。
末端冷え性
症状:冬に自覚しやすく、手足の先が冷たくなりやすい。
原因:筋力低下による血行不良や、ストレスや浅い呼吸による自律神経の乱れなどから、熱や栄養を持った血液が末端に流れないため、手足が冷え老廃物が溜まりやすいです。
対策:極端なダイエットは御法度です。身体を冷やさないことはもちろんですが、熱を発する筋肉をつけるダンベルエクササイズやストレッチ、腹式呼吸などがオススメです。
■ぶらぶら手足を揺らして全身スッキリデトックス
この動作は、よく「ゴキブリ体操」とも言われていますが、小刻みに手足をゆすり末端に溜まった血液を内臓へと戻すように働きかけます。これだけでも十分ですが、もっとお腹の動きを良くして冷えを解消したいと思う人は、こちらの動きをプラスすれば完璧です! 是非、ベッドの中での習慣にしてみて下さい。
(1)床に寝転がり、両手、両足を天井方向に伸ばします。
(2)そのまま、両足・両手を小刻みにゆすります。1分ほどを目安に動作して下さい。
いかがでしたか? 寝る前であれば、老廃物を流し、筋肉のこわばりを和らげ、良質の睡眠を手に入れてください。起きた時であれば、寝起きをよくし、朝からむくみしらずのスッキリボディを手に入れてくださいね。
(株式会社ボディクエスト YOGAエクササイズディレクター 森和世)
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