髪と頭皮に負担が少ない?美容師が白髪にヘナを勧める理由
つやプラ / 2020年10月24日 20時30分
「ヘナカラー」とは、”ヘナ”と呼ばれるミソハギ科植物の色素で髪を染める方法です。もちろん、白髪も染まります。現在の、化学変化によって染料を内部に定着させるカラーリングとは異なる方法です。
美容師の筆者が、40代以降の女性にヘナカラーをすすめる理由をご紹介します。
■ヘナカラーとは
ヘナの葉を粉末状にしたものをお湯で溶いてペースト状にしてから髪に塗布し、温めたり冷ましたりを交互に繰り返し、髪に定着させていく方法です。通常のカラーリングと比べて髪の内部に入っていかず、表面に色がつくので、髪へのダメージが少ないのが特徴です。
肌の弱い方にもおすすめですが、植物アレルギーのある方が初めてヘナカラーをされる時は、事前にパッチテストをするようにしてください。
■ヘナカラーによるメリット
・植物性なので、頭皮や髪に負担が少ない。
・ヘナの成分は髪にハリやコシを与える。
・頭皮から吸収することで、肝臓のデトックス効果があるといわれている。
■ヘナカラーのデメリット
メリットもありますが、デメリットもあります。
・ヘアカラーのように短時間で染まらず、染めるのに時間がかかる。
・植物性のため、独特の匂いが残ってしまう。
・天然素材のため色が選べず、髪を明るくしたい場合は不向き。また、ヘナで染めた髪はヘアカラーを使用しても明るくしにくいので、カラーチェンジがむずかしい。
純粋なヘナは、オレンジ色の色素のため、髪をオレンジにしか染めることはできませんが、最近ではヘナとほとんど同じ植物の”インディゴ”を混ぜることにより、オレンジ系以外の色も楽しめるようになってきました。
ヘナを扱っているお店は限られているため、ヘナカラーに興味がある場合は、事前に美容室に問い合わせることをおすすめします。
(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)
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