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苦手な方必見!「日焼け止めを使わずに」紫外線・シミ対策するには

つやプラ / 2015年8月17日 12時0分

暦の上では既に立秋を過ぎ、秋に向かっていますが、まだまだ日差しが強く暑い日は続きますね。雑誌のコスメ特集やテレビCMでも、UVケアや美白の特集ばかり。「紫外線=怖い」「UVケアしないとシミになるのが心配で外に出られない」など、もはやこんな考え方が常識になりつつあるような気がします。でも、ちょっと待って! もしかして「日焼けをするとシミになる」と思い込んでいませんか? もし本当にお顔にシミを作りたくないのなら、思い切って過剰なUVケアをやめてみるのも手です。今回は、そんなご提案です。

■紫外線によるシミの原因

化学成分を含む油分に紫外線が当たるとシミになりやすい!?

肌の最大の役目は、外からの刺激から身を守ること。太陽光線も刺激のひとつなので、肌は真皮を守ろうとメラニンを生成し、色素を黒くして守ります。これがいわゆる日焼けであり、肌が健康であれば代謝の力で、元の状態に戻ります。 その証拠に、夏休みの子どもの日焼けが、秋になってシミとなって残ったという話は聞いたことがありませんね。シミとして残ってしまう部分は、肌の防御能力が弱くなっており、傷んだ細胞が黒くなることによって、シミとなってしまうのです。

■日焼け止め(UVケア製品)なしでも対策できる理由

筆者が考える理由は2つあります。

1.原料の化学成分が肌本来のバリア機能を低下させる可能性があること。
2.強い洗浄剤を使わないときれいに落とせない日焼け止めは、成分が肌に残ると負担となる。

せっかくキレイな肌でいるために使っているUVケア製品が、お肌を傷める原因となっては本末転倒ですよね。こういった負担も考えられるため、筆者のサロンではお顔も、身体の見える部分にも、全成分天然由来のジェルローションでの保湿と、水溶性ファンデーションの塗布を紫外線対策としておすすめしています。理由はとてもシンプル。

たとえば建物が火事になったとき、以下のような3人の中で、一番早く火が着いてしまうのは誰でしょうか?

(1)油が付いた服を着ている人
(2)乾いた服を着ている人
(3)濡れた服を着ている人

答えは、(1)〜(3)の順番です。火も太陽光線も同じなので、肌表面に油分を塗らずにみずみずしく保てれば、余計な日焼けはしないで済みます。

大切なことは、日焼けを気にし過ぎず、健康できちんと代謝する肌を育むお手入れをすること。それがいちばんの紫外線対策であり、シミ対策です。そして、最終的にはキレイな肌になる近道なのです。日焼け止めが合わないという方も、ぜひ参考にしてみてくださいね。
(ボディケアルーム ロータスサリ 大出順子)

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