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30代・40代の大人まとめ髪「くるりんぱハーフアップ」のコツ

つやプラ / 2017年6月9日 21時55分

外出前の身支度は、誰でもスピーディーかつ美しく仕上げたいものです。バリエーションよりもまずは仕上がりのクオリティーが大切!

ヘアアレンジの定番「くるりんぱ」のコツを掴んで、時短と美バランスを手に入れましょう。まずはNGポイントからチェックしていきます。

■分け目パックリNGくるりんぱ

プロが仕上げたヘアアレンジには、実は分け目がありません。スタイリングをする時には、必ず分けているのですが、仕上げでは全て隠れるようにしているのです。特に黒髪の場合には、地肌の白さが際立ち、唐突な「線」が目立ってしまいます。これではせっかくの髪の曲線や、頭部のシルエットが台無しに。

毛束を生え際から「下方向」に取る

フェイスライン側から、後頭部に向けて下方向に分け目をつけていくと、くるりんぱをした時に、分け目が隠れません。

頭頂部の分け目を残したまま後ろで結ぶ

髪の毛をとかす時に、頭頂部に分け目をつけてから両サイドにとかしている方は要注意です。両サイドに下ろした毛をそのまま後ろに持っていくと、分け目が残ってしまいます。

そのままくるりんぱをすると、分け目がパックリ見えた残念なくるりんぱに。ここまでくると、仕上げで調整するのは至難の技です。

■「こなれくるりんぱ」へのポイント3つ

頭頂部の毛は全て後ろに流す

まとめる毛は後ろ向きにとかし、分け目もつむじも目立たないようにします。

こうすることで、パックリ割れるのを防ぎ、後からボリュームを出すことも可能に。

毛束を生え際から「上方向」にとる

分け目の位置を生え際よりも上に向けていきます。これにより、分け目の線を、表面の毛で確実に隠すことができます。

横の毛流が後ろに向けて「下方向」になる位置で結ぶ

サイドから後ろ下方向に毛を束ねて結びます。

結び目のすぐ上を半分に分けて、結んだ毛束を上から下に通します。この時、上の方まで分けすぎないように注意。

※半分に分けた毛の間に通しただけの画像(引っ張る前)

上下に引っぱります。左右に引くと乱れやすいので気を付けましょう。

 分け目のラインもなく、すっきりとまとまっている印象です。

■こなれ感アップ!トップを引き出すときは結び目を押さえて

最後の仕上げがポイントです。ここで一気にこなれ感を演出しましょう。ぴっちりと綺麗にまとまっていると優等生な印象なので、頭頂部にふんわりとした柔らかいニュアンスを加えましょう。大人のこなれ感には、ニュアンスが欠かせません。
結び目の上の毛を引き出して頭部の奥行きを表現します。この時に、結び目の下側が乱れないように。

片手で結び目の毛束を押さえたまま、反対の手で丁寧に引き出します

くるりんぱの谷間の部分を「中心・右・左」と3箇所程度、つまんで引き出します。結び目ごと引っ張ってしまうと、下側が乱れる場合があります。結び目の下側を動かないように押さえた状態で、上に引き出しましょう。

コツを掴めば簡単にヘアアレンジが楽しめるくるりんぱ。完成度をアップして、大人のこなれ感をマスターしましょう。
(フェイスコンダクター/ヘア&メイクアップアーティスト 上野リサ)

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