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夏マスクで熱中症リスクUP!?上手な水分補給のポイントとは

つやプラ / 2020年8月4日 21時30分

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蒸し暑い日が続きますね。日本の夏は年々、蒸し暑さが増しているように感じます。最近はマスクの着用が習慣となり、ジョギングやウォーキング、スポーツジムなどでもマスクをしている人がいらっしゃいます。

「夏の蒸し暑さ+マスクの着用」によって、脱水症状や熱中症になる人が増えるのではないかと心配になります。

フィットネス美トレーナーの筆者が、水分補給の大切さについてお伝えいたします。

■マスクをしている時も水分補給はしっかりと

マスクをしている時も水分補給はしっかりと

私たちは普段、身体にたまった熱を皮膚や口から外に放出しています。ですが、マスクを着用していると口から熱を出しにくくなるので、熱が身体の中にたまりやすくなります。また、いちいちマスクを外して水分をとるという行為が面倒くさくなりがちです。

このようにうまく水分補給ができていないと、脱水症状を起こしてしまう場合があります。とくに、高齢者の方には注意していただきたいです。

■水分補給の大切さ

水分補給の大切さ

私たちの身体は、約60~70%が水分でできています。普段の水分補給ももちろん大切ですが、運動中の水分補給はさらに大切です。

水分補給をしないと血液は粘性を増し、ドロドロとして流れにくくなってしまいます。

運動中の水分補給

運動を行うと体温が上昇し、汗をかくことで体温をもとの状態に戻そうと調節します。汗をかくために血液は皮膚に送られるのですが、運動をしている時は皮膚だけではなく筋肉にも酸素を送る必要があるため、筋肉にも血液が流れています。

汗となって水分が蒸発して、さらに血液が必要になった状態で運動を続けていると、汗をかくたびに血液中の水分が減ってしまいます。これでは血液の粘性が増し、血液の流れが悪くなってしまいます。

粘性が増した血液はドロドロとした状態で流れが悪くなるだけではなく、血液量の減少につながります。すると、汗をかきにくくなり筋肉も動かしにくくなってしまいます。

そして、身体が水分不足になると頭痛やめまい、吐き気などの症状を引き起こす場合があります。脱水症状だけではなく、熱中症にも気をつけなければなりません。

熱中症にも注意

熱中症は、暑い日に外で運動や力仕事をしていると起こりやすいと思われがちですが、「高温」「多湿」がキーワードとなります。

蒸し暑い夏は室内でも熱中症になる場合がありますので、家のなかやジムのスタジオプラグラム等でも十分に注意してください。

■こまめな水分補給を

こまめな水分補給を

「運動中に喉が渇いて水をガブガブ飲んだら、お腹がチャプチャプになった」という経験ありませんか? 一気にガブガブと水を飲んでしまうと胃にたくさんの水分がたまってお腹が重くなり、痛みを感じたり身体がだるく感じたりすることがあります。

このようなことが起きないようにするためには、こまめに水分補給をすることが大切です。運動が終わった後だけではなく、運動前や運動中にも少しずつ水分を補給しましょう。

「喉が渇いた!」と感じた時にはすでに脱水が始まっているサインともいわれています。

今回は、皆さんにぜひ知っておいていただきたい「水分補給の大切さ」についてお話させていただきました。今年の夏は、今までと違って蒸し暑くてもマスクをする時間が増えると思います。脱水症状や熱中症にならないように気をつけましょう。

(フィットネス美トレーナー MIKA)

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