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老け地味顔の原因は間延び?顔立ちが引き締まる求心メイク

つやプラ / 2020年10月4日 19時30分

老け地味顔の原因は間延び?顔立ちが引き締まる求心メイク

「近ごろ、顔立ちがぼやけてきたな」「若い頃より、地味顏になってきたかも!?」そんな悩み、ありませんか?

以前より顏に締まりがないと感じる場合、加齢による頬や輪郭のたるみが原因と思われがちですが、実はもうひとつ大きな理由が挙げられます。

それは、「パーツ同士の間隔の間延び」です。年齢と共に頭皮からゆるみが生じると、同時に顔にあるパーツとパーツの間隔が間延びする場合があります。

すると、以前はキュッと締まっていた顔立ちも、気づけばボヤッとした印象になっているということがあります。ヘアライター&ヘアジャーナリストの筆者が、この‟間延び”をメイクによって解決する方法をご紹介します。

■間延びしやすいゾーン3つ

具体的に顏の間延びとはどういうことでしょうか。簡単に説明すると、顔の配置に違いが出て、パーツ同士の間隔が開くことです。

人の肌は年齢と共にたるむため、目から頬の間隔は開いていきます。「太ったわけではないのに、なんとなく顏が大きくなった気がする」「だらっと締まりがない」と感じる方は、この間延びが原因かもしれません。

特に老け見えする「間延びゾーン」は、以下になります。

(1)上まぶたと眉の間隔

(2)鼻と唇の間隔

(3)下まぶたと頬の間隔

この3パートに間延びを感じたら、昔と同じメイク法はNGです! 間隔をキュッと締めるテクニックを加えましょう。

■間延びを解決する「求心メイク」

(1)上まぶたと眉の間延び解決メイク

頭皮から肌のたるみが始まると、上まぶたの形も変化しやすくなります。「二重の幅が狭くなった」「まぶたのもたつきが出始めた」と感じている場合、眉と上まぶたの幅は以前より開いていることが多く、目元に締まりがなく寂しい印象になってしまいます。

この場合はまず、眉の下のラインを意識してください。パウダータイプで眉の下のラインを増毛するイメージで書き足してから、全体のバランスを決めます。やや平行眉で眉尻を短くすると、若々しさが生まれます。

次にまぶたのポイントですが、特に効果的なのは「マスカラ」です。ビューラーでまつ毛をしっかり引き上げ、ロングラッシュタイプのマスカラで1本1本扇状に開くようにマスカラを塗ります。

このように眉の下ラインを下げてまつ毛を引き上げることで間隔は一気に近づき、フレッシュで印象的な目元が復活します。

(2)鼻と唇の間隔解決メイク

鼻と唇の間隔が開いている顔立ちは若い頃なら小動物のような愛らしさがありますが、年齢を重ねるとほうれい線なども重なって口元が老けた印象になりがちです。

そこで、肌なじみの良い色のリップライナーで上唇を少しだけオーバーライン気味に描いてから、リップを重ねます。さらに、唇中央を中心にリップグロスを足せばふっくらとします。

鼻筋にはブラシでハイライトをのせ、スマート感を高めましょう。

(3)頬の間延び解決メイク

シェードで顏を引き締めるのも良いのですが、ナチュラルメイクが主流の今は抵抗をもつ人もいらっしゃいますよね。ならば、下まぶたを広げるメイクをしてみましょう。

下まぶたの形に沿ってベージュパールやカッパーなどのアイカラーをのせて、透明感のある輝きを与えます。さらに、ロングラッシュタイプのマスカラでまつ毛1本1本に長さを加えると、下まぶたが印象的に華やいで見えます。

頬には多幸感のあるコーラル系ピンクやサーモン色のチークをふんわりとのせ、間延びした頬にふっくら感をプラスしましょう。これで下まぶたから頬の幅が引き締まり、小顔感がアップしますよ。

マンネリメイクでは顔の間延びは改善されません。ご紹介したメイクテクニックを用いて、ナチュラル感ある若々しい顔立ちを手に入れましょう!

(ヘアライター&ヘアジャーナリスト 小澤 佐知子)

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