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傷跡残さない!看護師が教える今時手当て「モイストヒーリング」

つやプラ / 2015年10月19日 15時0分

ご自身やお子様の傷口はどのように手当てをしていらっしゃいますか? まだ消毒薬を使っていますか? 実は医療現場では随分前から消毒はしない傾向になっているのをご存知でしょうか。傷痕がなかなか消えないと悩んでいる30代・40代女性には是非知っていただきたい「モイストヒーリング」といイマドキの傷ケアについてご紹介します。

 ■消毒は必要なし!傷は水でよく洗えばOK

昔は傷ができたら消毒をしてガーゼなどで保護をするというのが家庭でも医療現場でも常識でした。しかし消毒薬の成分が傷を修復させようとする身体の働きを抑えてしまい逆効果であるということが分かり、医療現場では消毒は行わないようなっています。傷口は消毒はせず水道水でよく洗うということが大切です。

■傷跡を残さない!「モイストヒーリング」とは?

傷痕を残さずに治すポイントは、かさぶたを作らないようにすることです。傷口を乾燥させてしまうとかさぶたになってしまうので、「ハイドロコロイド素材」と呼ばれる創傷被覆材で傷を覆い、傷口から出る体液によって湿った状態を保ち、皮膚が修復されるのを待ちます。この方法を「モイストヒーリング(湿潤療法)」といいます。

■モイストヒーリング発想「ハイドロコロイド素材絆創膏」

ハイドロコロイド素材の絆創膏はドラッグストアなどで手に入ります。商品名ですと「キズパワーパッド」「ケアリーヴ 治す力」などがこの素材。従来の絆創膏と比べると少し高値ですが、治りも早く傷痕が残りにくいというメリットがあります。

使い方のポイント

・傷口を水道水で洗い、水分を拭き取ってから貼る
・しばらくすると体液を吸収して白っぽく膨らんでくるが剥がさない
・2〜3日に一度剥がして炎症が強くなっていないかなど傷の状態を確認する
・再度貼る場合も水洗いをしてから貼り直す

こんな傷には注意して!

・膿が出ていたり、傷口の周りが赤く腫れているなどの感染が起こっている
 または感染が疑われるとき
・ガラスや木の破片など、傷口から異物が入っている場合

ハイドロコロイド素材の効能を最大限に活用するために説明書をよく読んでお使い下さい。使っていても良くならない、または悪化する場合は感染を起こしている可能性がありますので病院で診てもらって下さいね。
(看護師/ホリスティックビューティインストラクター 山本幸美)

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