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乾燥が免疫力低下を招く!?体の内側から乾燥をケアする食材

つやプラ / 2020年11月9日 21時30分

乾燥が免疫力低下を招く!?体の内側から乾燥をケアする食材

秋や冬は、乾燥によって肌がカサついたり、喉や鼻の粘膜が乾燥することが増えますよね。

肌が乾燥すると、肌のバリア機能が低下して肌トラブルの原因にもつながりますし、粘膜が乾燥すると細菌やウイルスが体内に入り込みやすくなり、免疫力が下がる原因にもつながります。

管理栄養士の筆者が、秋や冬を快適に過ごすために摂りたい、「乾燥対策におすすめの食材」を3つご紹介します。

■乾燥対策におすすめの食材3つ

(1)くるみ:オメガ3脂肪酸

「オメガ3脂肪酸」は、血液の流れを良くする働きがあります。細胞に血液や栄養がめぐり、新陳代謝が活発になる効果が期待できます。

乾燥肌はバリア機能が低下している状態のため、肌のターンオーバーを活発にして健やかな肌をとり戻す必要があります。「くるみ」はオメガ3脂肪酸を含み、ナッツ類のなかでも特に抗酸化作用があるといわれているので、乾燥対策だけではなくアンチエイジングにもおすすめです。

砕いてサラダに加えても良いですし、「ビタミンE」が豊富なアボカドとも良く合いますよ。

(2)カブの葉:βカロテン

「βカロテン」は体内で「ビタミンA」に変換されます。肌や粘膜を丈夫にする働きがあるため、乾燥しがちな季節には積極的に摂りましょう。

根の部分を食べることが多い「カブ」ですが、実は葉の部分は特に栄養価が高く、βカロテンが豊富です。βカロテンは油と一緒に食べると吸収率が上がるので、ごま油で炒めてじゃこや鰹節と合わせれば、簡単にカブの葉のふりかけが完成します。

カブは秋~冬が旬です。ぜひ、根だけでなく葉も食べてみてくださいね。

(3)納豆:たんぱく質

手軽に食べることができ、「たんぱく質」や「ビタミンB6」が含まれています。たんぱく質は、肌や粘膜を作る原料となるので、乾燥する季節にはしっかり補給していただきたいものです。

また、納豆を食べることで、肌の弾力や水分量がUPするという報告もあります。

ビタミンB6は、アミノ酸の吸収を助ける働きがあり肌の再生に役立つ栄養素です。そのため、ビタミンB6が豊富な納豆は、乾燥する季節に積極的に食べたい食材です。「乳酸菌」も豊富ですので、腸活のためにも継続して食べることをおすすめします。

スキンケアやマスクで肌や粘膜を乾燥から守ることも大切ですが、身体の内側から乾燥対策をすると、より効果を感じられるかもしれません。肌トラブルなく万全な体調で過ごすために、食事からも乾燥対策を心がけてみてくださいね。

(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)

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