乾燥ケアは「どう洗うか」が重要！冬に使いたいボディソープ

エイジングケアのためにボディクリームを塗っている人は多いですよね。ボディのうるおいをキープするために、まずは根本から見直してみましょう。

美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、敏感肌の人におすすめしたい身体の洗い方と、冬に使いたいうるおいのある肌に導くボディソープをご紹介します。

■敏感肌の人におすすめしたい身体の洗い方

筆者も肌が弱く、皮膚科の医師にナイロンのボディタオルではなくコットン100％やシルク100％のタオル、もしくは手の平でやさしく洗うよう指導された経験があるため、それ以降は手の平洗いをしています。

手の平洗いでは背中は手が届かないように思われますが、意外と腕の角度をかえれば隅々まで洗うことができ、自分自身の背中や二の腕のストレッチにもなるのでおすすめです。

■敏感肌の人に

トリートメント ボディ ウォッシュ／エクスバリア

アミノ酸系の肌にやさしい洗浄成分を採用した泡状のボディソープです。顔に比べて皮脂腺の少ない身体は乾燥しやすいので、入浴中の”洗うケア”に着目しています。

保水力がヒアルロン酸の5倍ともいわれ、肌に擬似バリア膜を作る「サクラン™（表記名：スイゼンジノリ多糖体）」をはじめ、某デパコスにも採用されている高保湿成分「リピジュア™（表記名：ポリクオタニウム-51）」を配合しています。敏感肌の人のために、肌に刺激となる成分を極力とり除いた低刺激処方です。そのため、無香料、無着色、パラベンフリー、エチルアルコールフリーでつくられています。

使用後は肌がもっちりとします。
（500ml　税抜価格1,800円）

■香りで癒されたい人に

スーパーリフレッシュ 精油ボディソープ／THE PUBLIC ORGANIC

植物療法の観点から精油（エッセンシャルオイル）の香りを科学的に分析し、「リフレッシュ」という効能を存分に味わえるよう「オレンジ」や「ユーカリ」の精油を独自のブレンドで配合・調香したボディソープです。

柑橘系の香りがバスルームに広がり、気分がどんよりしてしまった夜や疲れがしんどい朝の気分をリフレッシュさせてくれます。ヤシ由来の「カリ石けん素地」とオーガニックの「ソープナッツエキス」の洗浄成分を使用しているので、洗い上がりの肌はしっとりとします。

ほかにも、「ラベンダー」と「ゼラニウム」を配合したリラックスタイプ（副交感神経を優位にする）もあるので、2本を活用して副交感神経と交感神経のバランスを調整できると、自律神経を整えることにもつながります。

何かに偏るのではなく、「仕事をしたらしっかり休む時間を作る」というリラックスの時間も大切ですよ。
（480ml　税抜価格980円／詰め替え　400ml　税抜価格780円）

■コスパが良い＆家族みんなで使いたいという人に

ダイアンボタニカル ハンド＆ボディソープ プロテクト バーベナ＆ハニーの香り／モイストダイアン

子どもから大人まで、家族で使える低刺激処方のアイテムです。

今話題となっている「EC-12乳酸菌（表記名：エンテロコッカスフェカリス）」を配合したボディソープで、肌のうるおいを守りながら不要な汚れを落としてくれます。ハンドソープとしても使用できる便利なアイテムです。

ドラッグストアなどで購入でき、コスパも良いので自宅の各所に置いておくこともできます。バーベナとハニーの香りがふんわりとやさしく漂います。このくらいのやわらかな香りであれば、香料が苦手な筆者でも心地よく感じることができました。

また、使用後は肌がやわらかくなったように感じたので、お風呂上がりに家族で肌感チェックをし合えば、コミュニケーションツールとしても活躍しそうです。
（500ml　詰め替え400ml　ノープリントプライス）

どんなに良いメイクアイテムを使用しても肌のベースが整っていなくては、そのメイクアイテムの良さを発揮できませんよね。だからこそ、洗顔を含めたスキンケアは大切なのです。冬になればボディクリームを塗っておけば良いと思われがちですが、顔と同じように“洗う”という根本部分が大切です。より良い肌に導くために、ケアの根本から見直してみてください。

（クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター　星　ゆうこ）