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秋の気温差が不調を招く?自律神経を整える簡単な方法3つ

つやプラ / 2020年10月26日 19時30分

秋の気温差が不調を招く?自律神経を整える簡単な方法3つ

秋は朝夕と昼間の温度差が大きくなり、「疲れがとれない」「食欲がない」などの体調不良を感じる方も多いと思います。

理学療法士の筆者が、自宅で自律神経を整える方法をご紹介します。

■秋に不調を感じやすいのはなぜ?

私達の身体は体温を一定に保つため、汗をかいたり血管を広げたり縮めたりして体温を調節します。自律神経は私達の意思とは関係なく、生命維持をするために24時間活動をしています。

温度差が大きくなると、気温に身体を合わせられるように自律神経が一生懸命働くのですが、対応しきれず自律神経が乱れると不調を感じる場合があります。

■自宅で自律神経を整える方法

起きる時間をいつも同じにする

寝る時間や起きる時間がバラバラだと、体の中にある、生体リズムのバランスが乱れてきます。私達の体の中には、約24時間の体内時計があり、私達の意識とは全く関係なく、決まった周期でリズムを刻みます。これが生体リズムです。そして、この生体リズムは睡眠や起床の他に、体温や血圧、ホルモン分泌など、さまざまな体の中の機能を調節します。

起きる時間や寝る時間がバラバラになると、この生体リズムが乱れてきます。生体リズムが乱れると、自律神経にも影響を与えます。

本来、寝る時間と起きる時間をいつも同じ時間にすることが◎。ただ、なかなか忙しい私達は、寝る時間も起きる時間もいつも一緒にするのは、なかなか難しいかもしれません。まずは朝、いつも同じ時間に起きることから始めましょう。

軽い運動をする

自律神経とは、リラックスしている時に優位になる副交感神経と、活動的な時に優位になる交感神経の2つの神経から成り立っています。この2つの神経は、互いにバランスを取り合って存在しています。

自律神経を安定させるためには、散歩やウォーキングといった軽めの運動がオススメです。秋の紅葉を見ながら、気持ち良いと感じる程度の速さで行うことが大切です。体を動かすことで、血流も良くなり、心地よい疲労は睡眠にも良い影響を与えます。

ゆっくり湯船につかる

ぬるめのお湯にゆっくりつかり、身体の中から温めることで、心身ともにリラックスします。リラックスすることで自律神経の乱れを整えることができ、血液の循環も良くなると、疲労回復効果も期待できます。

また、良質な睡眠を得るためには、寝る1時間前に湯船につかり、深部体温を上昇させることをおすすめします。お風呂から上がりゆっくりと深部体温が下がってくると、自然な眠気を感じるようになります。

忙しさからシャワーですませず、ゆっくり湯船につかって不調を乗り切ってくださいね。

(著者/講師/理学療法士 矢間 あや)

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