料理に美容効果をちょい足し!常備しておきたいハーブ3選
つやプラ / 2021年3月3日 19時10分
「ハーブ」と聞くと、よく知らないと手を出しにくいイメージがあるかもしれませんが、実は美肌効果やアンチエイジング効果が期待できるものも多く、常備しておくととても便利です。
管理栄養士の筆者が、美容や健康のためにおすすめのハーブをご紹介します。
■常備したい!美容・健康におすすめのハーブ3選
(1)パセリ
料理のトッピングに使われることが多いパセリは、高い美肌効果が期待できるハーブです。
抗酸化作用をもつ「βカロテン」や「ビタミンC」が豊富で、シミやシワなどの老化の要因となる活性酸素を除去する働きがあります。また、「鉄」も多く含まれているため、血行を良くして冷え対策にもなりますし、血行が良くなれば顔のトーンアップも見込めます。
パセリの葉・ツナ缶・卵でスクランブルエッグにしたり、ささみ・玉ねぎスライスと和えて、サラダにしても美味しいですよ。油と一緒に調理するとβカロテンの吸収率がUPしますし、生で食べるとビタミンCを破壊することなく吸収できます。
(2)クレソン
ローストビーフなどの肉料理の付け合せに使われることが多いクレソンは、「鉄」や「カリウム」「βカロテン」を含んでいます。また、ピリッと感じる辛味成分には、消化を促したり口臭予防の効果が期待できるといわれています。
クレソンは洋風料理に使うイメージがありますが、豆腐・トマトと和えてごま油を回し入れ、和風サラダにしても美味しいですよ。また、カリウムが豊富なじゃがいもと炒めてマスタード・塩で味付けすれば、むくみ対策におすすめの一品が出来上がります。
肉料理などの油っこいものを食べる時やむくみやすい人は、クレソンを使った副菜を食べることがおすすめです。
(3)ローズマリー
ローズマリーの葉に含まれる「カルノシン酸」などの「ジテルペン」には、身体の酸化を抑える働きがあるため、アンチエイジングや疲労回復効果が期待できます。
また、ローズマリーの香りには精神を安定させたり集中力をUPする働きがあるため、落ち込んだ時や頭をすっきりさせたい時に活用すると良いですよ。
トンカツの衣に刻んだローズマリーをプラスしたり、ジャーマンポテトにプラスすることがおすすめです。いつもと違った風味を楽しめます。レモン水や緑茶に1枝のローズマリーを入れても、香りを楽しめてリラックスできますよ。
料理の脇役になりがちなハーブですが、メイン料理にすることもできます。意外ととり入れやすいものが多いかと思います。乾燥タイプのものも便利に使えますので、ぜひハーブを使った料理を作ってみてくださいね。
(フリーランス管理栄養士 今井 尚美)
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