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ワンプレートご飯は太る?食べ過ぎを防ぐ食器づかいのコツ

つやプラ / 2020年11月13日 12時0分

ワンプレートご飯は太る?食べ過ぎを防ぐ食器づかいのコツ

「器遣い」や「テーブルコーディネイト」は暮らしを豊かにするだけではなく、食べすぎ対策や季節を感じられる豊かな心や物を大切にするエシカルな思考を育んでくれます。

体形や美肌など、目に見える「表面上の美容」ではなく、内面からも美しくある「インナービューティー力」をアップさせてみませんか?

インナービューティー料理研究家の筆者が、食べすぎ防止に役立つ冬の食卓作りをご紹介します。

■「カフェ風ワンプレート」は太る!?

「カフェ風ワンプレートご飯」は洗い物も少なくてすみ、手軽でお洒落に見えます。ですが、早食いをしてしまいやすいという落とし穴があります。

ワンプレートご飯は器を持ち替える必要もなく、無意識のうちにいつもより短時間で間食しやすいものです。咀嚼回数が少なかったり、食事にかける時間が短いと脳の満腹中枢が刺激される前に食べ終えてしまうため、ついデザートやご飯のお替りなどに手を伸ばしがち。

ワンプレートでも「しっかり・ゆっくり噛んで食べる」ことを意識しましょう。

■器を数種類使うメリット3つ

器を数種類使うことはワンプレートご飯に比べて洗い物が増えるデメリットはあるものの、それ以上にメリットは大きいです。

(1)視覚的満足

お気に入りの器が並ぶ風景は、視覚的にも満足感が高く心豊かになるものです。

また、皿数が多いと食事に対するワクワク感も無意識的に高まるでしょう。脳の満腹中枢も皿数が多いだけで刺激されやすくなります。

(2)食べすぎ予防

一品ずつ料理によって器を持ち替えることで、食事にかける時間がワンプレートご飯より自動的に長くなります。微々たる時間差ですが、重なれば数分以上になるもの。

箸を置き、器を持ち替えて一品ずつしっかり味わうことは食事中の所作を磨く良い時間にもなりますし、満腹中もしっかりと刺激されるため食べすぎ予防にもつながります。

(3)物を大切に扱う心を育む

お気に入りの器を食事の際に数枚ずつ毎日使うことで、器への愛着心も湧き物を大切に扱う心が育まれます。

季節や料理に合わせて器を変える「模様替え」ならぬ「器替え」を楽しむことは、旬を楽しむ満足感や心の美しさにもつながると思います。

■冬のテーブルをお洒落に演出するポイント

冬のテーブルをお洒落に演出するポイント

冬のテーブルをお洒落に演出するには、オレンジ・赤・茶色などの暖色系、厚手の生地のクロスやマット、ぽってりとした厚みのある器、ウッディな器やカッティングボードなどがおすすめです。黒い器を混ぜると、テーブルコーディネイトに締まりが出ます。

全部そろえなくても、少しとり入れるだけで食卓に温かみがプラスされ料理が美味しく感じられますよ。収納場所が少なく、あまり食器類を増やしたくないという方は、小さな小鉢や豆皿と、温かみのあるクロスやコースターなどをそろえるだけでも十分です。普段のテーブルがグッとお洒落で新鮮に映るでしょう。季節感のある柄を取り入れることも楽しいですよ。

器遣いや食卓周りを楽しみながら食べすぎを防ぎ、美しく心と身体で冬を過ごしたいですね。

(インナービューティー料理研究家 フードコーディネーター 國塩 亜矢子)

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