ツルツル肌になるはずが肌荒れ?40代が選ぶべきスクラブとは
つやプラ / 2021年1月17日 21時30分
寒い時期は肘や膝、かかとなどが硬くなりやすく、ボディスクラブを使っている方も多いと思います。ですが、冬のお手入れに良さそうだからという理由で、なんとなくボディスクラブを選んではいませんか?
ボディスクラブといってもさまざまな種類があり、つやプラ世代にはあまりおすすめできないタイプもあるのでアイテム選びには気をつけていただきたいです。
美容ライターの筆者が、ボディスクラブの種類とそれぞれの特徴をご紹介します。
■ボディスクラブの種類
ソルトスクラブ
「ソルトスクラブ」はスクラブのなかでも一番ポピュラーなタイプで、多くのアイテムが販売されています。スクラブの粒が大きくて溶けにくくしっかりしているので、膝やかかとなどの硬くなってしまった角質ケアに向いています。
しかし、粒かしっかりしている分、肌へ刺激となってしまう場合もあるので注意が必要です。敏感肌や乾燥肌の方、エイジングを重ねた肌にはあまりおすすめできません。
使用ポイント
つやプラ世代は全身に使うのではなく、肘、膝、かかとなどの角質が特に硬くなりやすい部分にポイント使いしましょう。
シュガースクラブ
シュガースクラブはソルトスクラブと比べると粒子が小さく、肌触りがマイルドです。肌への負担が少ないので、リップスクラブなどにも使用されています。
砂糖は、保湿効果だけではなく肌を柔らかく整えてくれるので、紫外線の影響により肌が硬くごわついてしまった肌のケアにも最適です。夏の強い紫外線の影響で、肌のごわつきがなかなか改善されないという時に使用しても良いでしょう。
使用ポイント
ソルトスクラブと比べてやさしい使い心地なので、つやプラ世代でも全身に使えます。ほどよく肌を保湿してくれるので、乾燥肌の方はシュガースクラブを選んでみてください。
天然成分由来スクラブ
天然成分由来スクラブは、原料によって粒子の大きさはさまざまです。コーヒー、こんにゃく、米ぬか、アーモンド、クレイなどが一般的です。天然成分由来のスクラブはオーガニック系のブランドが展開していることが多いので、身体にやさしい成分でケアをしたいナチュラル派の方におすすめです。
摩擦による刺激に敏感な方は、粒子の細かい「クレイ系」や、粒が球体で摩擦が少ない「こんにゃく」のスクラブを試してみましょう。この場合、保湿成分が配合されているアイテムを選ぶようにしてください。
使用ポイント
コーヒーは「肌の引きしめ」、米ぬかは「保湿」など、素材によって期待できる効果が違います。そのため、自分の目的に合ったアイテムをチョイスしてみてください。
重曹
重曹スクラブの一番の特徴は高い洗浄力です。毛穴汚れや過剰な皮脂を落とすことにすぐれているので、デコルテや背中ニキビに悩んでいる方に最適です。
乾燥肌の方は必要な皮脂までも落としてしまいやすく、刺激を感じる場合があるのでおすすめできません。
使用ポイント
洗浄力が強い分、けしてこすらず、やさしくなでるように使用しましょう。また、肌の上に長時間のせておかないようにすることもポイントです。
スクラブの種類と特徴をご紹介しましたが、どのスクラブを使用するにも「力加減」に気をつけていただきたいです。スクラブと聞くと、どうしても「こする」というイメージをもちがちですが、やさしくなでる程度でOKです。スクラブの量が少なくても摩擦が強くなってしまうので、スクラブをたっぷりと肌にのせてくださいね。
また、つるつるとした肌に仕上がるのでつい毎日使用したくなってしまいますが、使用頻度は週1回ほどで充分です。使用後の保湿はいつも以上に念入りに行いましょう。
(美容ライター/美容ブロガー/メイクアップアドバイザー/DNA栄養学ジュニアアドバイザー/GEN INE認定講師 伊早坂 美祐)
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