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年末年始にお酒を飲むなら?薬膳的「冬に選びたいお酒」

つやプラ / 2020年12月11日 21時30分

年末年始にお酒を飲むなら?薬膳的「冬に選びたいお酒」

12月といえばクリスマスや忘年会。とはいえ、今年は皆で集まるということがむずかしいため、オンラインで飲み会をする方も多いのではないでしょうか。お酒を飲む時間は楽しいですが、冷え込みがきびしいこの季節、チョイスするお酒には注意が必要です。

薬膳のプロが、冬におすすめしたいお酒をご紹介します。

■冬に飲みたいお酒とは?

「健康を意識するうえで、お酒を飲んだらダメですか?」と相談を受けることが多いのですが、そんなことはありません。選ぶお酒を、季節や体調に合わせて変えればOKです。

お酒は百薬の長として古代中国では薬として使われていた歴史もあります。この季節に意識したいのは、とにかく身体を冷やさないことですので、身体を温めるお酒をチョイスしましょう。

ワイン

リラックス効果が高く、身体を温める作用がある「ワイン」。白ワイン、赤ワインどちらにも身体を温める効果が期待できます。

効能はそれぞれ違い、リラックス効果を期待するなら「白ワイン」。髪や肌にハリ・ツヤ感を生み出したいなら「赤ワイン」がおすすめです。

熱燗(日本酒)

身体を温める「温性(おんせい)」のグループに属しているお酒です。そのほかにも、血の巡りを良くする効果も期待できます。

身体が冷えると血の巡りが悪くなりやすく、くすみやクマが目立ったり肩こりや頭痛を引き起こす原因につながる場合もあります。熱燗にすることで身体を温めながら血を巡らせる力がアップしますので、ぜひとも熱燗でいただきましょう。

焼酎のお湯割り

筆者の一番のおすすめは焼酎です。身体をとても温める「熱性(ねつせい)」に属しているお酒ですので、寒い時はぜひ焼酎を選んでください。水割りやロックで飲むと胃腸が冷えやすいので、飲む時はお湯割りにしましょう。

焼酎も血の巡りをスムーズにしてくれますので、冷えやすい方や肩こりや頭痛、肌のくすみに悩んでいる方こそ飲んでいただきたいお酒です。

■冬にNGなお酒

ビール

「一杯目はビール」という方も多いと思いますが、ビールは温度も冷たいうえにとても身体を冷やすグループの「寒性(かんせい)」に属します。普段ビールを飲むことが多い方も、この時期だけでもビールは控えましょう。

筆者もビールがとても好きですが、この季節だけはビールを控え焼酎のお湯割りやワインを楽しんでいます。

お酒がNGなのではなく、「お酒を季節や体調によって変えればOK」ということをぜひ覚えておいてくださいね。とはいえ、飲み過ぎてしまうと身体にも美にも負担がかかってしまいますので、飲む頻度も考えながらお酒を楽しんでください。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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