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冷え・ダイエットに◎「ジンジャーパウダー」簡単レシピ&活用法

つやプラ / 2015年11月26日 16時0分

寒い冬、冷え性に悩む女性の救世主とも言えるショウガ。生のままと蒸したものでは、得られる効果に違いがあるってご存知でしたか? 冷え取りのためにはもちろん、ダイエットにも効果があるのは断然「蒸しショウガ」。そこで今回は、蒸しショウガの驚くべき効果と簡単な作り方、カンタン活用法について、過去の人気記事の中から幅広くご紹介していきます。

■蒸しショウガの秘密「ショウガオール」

東洋医学でも、生のショウガは「ショウキョウ(生姜)」、蒸して乾燥させたショウガは「カンキョウ(乾姜)」と、効能が違う生薬として使用されてきた歴史があり、古くから生姜の変化する性質は認められています。生のショウガに多く含まれる辛味成分「ジンゲロール」が、加熱乾燥すると「ショウガオール」という成分に変わることで、蒸しショウガには、生のショウガとは違った効能が生まれます。

■エイジング世代の「冷え改善」「ダイエット」におススメな理由3つ

(1)基礎代謝がUP!

ショウガオールには、身体を内側から温める働きがあります。体温が1℃上がると基礎代謝が13%UPすると言われているのですが、蒸しショウガを毎日摂取したことで基礎体温が上がったとの実験結果もありますから、継続的に摂ることで基礎代謝UP効果に期待大!

(2)脂肪と糖の燃焼をサポート

体内に蓄積されている糖や脂肪の燃焼を促して熱を生産するショウガオール。その効果は約3時間続くと言われていますから、エクササイズ前や身体が冷えている朝にもおすすめ。

(3)むくみ改善に◎

ショウガには、アスピリンの約80%の血液サラサラ効果があると言われているそう。血流がスムーズになれば、本来静脈やリンパ管に戻って排出されるべき、細胞と細胞の間に溜まった余分な水分の流れもスムーズになり、むくみの解消に。

■「蒸しショウガ」の作り方2つ

本来は蒸してから乾燥させて作りますが、もっとお手軽に作れます。方法を2つご紹介します!

(1)オーブンで作る

薄くスライスした「ひね生姜」を80℃のオーブンで45分~乾燥するまで入れておけばOK。蒸して乾燥させなくても、この方法で、ショウガオールが生のショウガの10倍になるそう。

使い途無限大!ジンジャーパウダー
生姜を1mm程度の厚さにスライスし、80℃~100℃のオーブンで45分乾燥させます。生姜が冷えるまでオーブンに入れたままにして、しっかり乾燥したらミルサーにかけて粉末にします。

(2)天日干しで作る

スライスした生姜をカラカラになるまで天日干しにするだけでも、ジンゲロールがショウガオールに変化します。

■ジンジャーパウダーの活用法

ジンジャーパウダーはドレッシングや野菜炒め、飲み物に入れたり、ジャムやハチミツに加えるなど、何にでも使えて便利です。コンソメスープやお味噌汁など、定番スープに入れてもOK。とっても簡単に取り入れることができますね!

■飲むだけでヤセ体質!?朝にオススメ「紅茶+ジンジャー」

紅茶に含まれるポリフェノール「テアフラビン」は、茶カテキンが発酵してできた成分。ウーロン茶より脂肪の消化・吸収を抑える働きが強いといわれています。そして生姜の辛味成分「ジンゲロール」、「ショウガオール」、「バラドール」、「ジンゲロン」は、交感神経を刺激して、褐色脂肪細胞を活性化させ、また生姜を加熱乾燥することで増えるショウガオールとジンゲロンには、既に蓄積された糖や脂肪の燃焼を促して熱を生産し体温を上げる効果があります。朝に生姜を摂ることでその後3時間にわたって基礎代謝がUPした、という実験結果もありますから、朝はジンジャーティーを習慣にしてみて。

蒸しショウガは、冷え性の方やダイエット中の女性のみなさんの心強い味方。時間のある時にまとめて作っておけば、色んな料理やドリンクにちょい足しすることができますし、日々の生活の中でも活用しやすいですね。身体の中からキレイを目指すみなさんにおすすめの蒸しショウガ、ぜひお試しください。
(LAR編集部)

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