お風呂前に塗るだけ！エステ帰り級のふっくら肌になる保湿法

化粧水だけでは冬の乾燥を乗り越えられないと感じた時は、お風呂で湯船に浸かる時間を有効活用してみましょう。

美容、健康、ファッションで、皆さまのライフスタイルにいま以上の笑顔を増やす方法をご提案するクポノライフデザイナーの筆者が、ツヤ肌に導くエステ級の保湿方法とおすすめアイテムをご紹介します。

■ツヤ肌に導くエステ級の保湿方法

油分の多いオイル系アイテムを使う

クリームやオイル、バームは油分の多いアイテムです。自宅にあるもので消費に困っているこれらのアイテムはありませんか？　それを活用して、スペシャルケアとして週2〜3回集中ケアをしてみましょう。

油分の多いものは酸化も早いので、酸化臭がしているようなら使用は控えてください。酸化する前にボディに使って早く消費しましょう。

湯船に浸かる前に顔に塗るだけ

方法はとても簡単です。洗顔後、顔に油分の多いアイテムを塗り、湯船で温まるだけです。

もし余裕があれば、いらないハンドタオルを湯船のお湯に入れ、軽く絞ったらハンドタオルを顔の上に乗せます。ハンドタオルが少し冷めてきたら、タオルをとります。まだ顔にクリームやバームなどが明らかに残っているようなら、もう1度ホットタオルを顔の上に乗せ、この作業を繰り返します。

最終的に湯船から出る時に顔に残ってしまったクリームやバームは、タオルで軽く拭きとります。顔は洗わなくてOKです。逆に、お湯などで洗い流そうとするとベタつくのでそのまま出るようにしましょう。

あとは、通常通りスキンケアをするだけです。導入アイテムを使わずとも肌が柔らかくなっているので、スキンケアが浸透しやすくなっていると思います。

注意

いらないハンドタオルを使う理由は、パック後すぐに洗ったとしてもオイルがとりきれず、酸化臭がしてしまう可能性があるからです。

■冬の乾燥対策におすすめの保湿アイテム3選

(1)ローズヒップオイル／エッサーノ

ニュージーランド発のナチュラルコスメ「エッサーノ」。

オーガニック認証「エコサート」を取得しているローズヒップオイルで、「アサイーオイル」もブレンドされているためエイジングケアにぴったりです。オーガニック認証を取得しているコスメは認証代としてコスメの価格が上がってしまうのですが、こちらはお値段がお手頃です。

ローズヒップオイルは夜に使うと白い寝具にベタっと黄色い色がついてしまって苦手だという方は、今回ご紹介しているように湯船のなかで使用することをおすすめします。また、オイルはホットタオルをしなくても浸透しやすいので、タオルがなくてもOKです（ホットタオルをした方がより浸透しやすくはなります）。
（3ml　税抜価格600円／20ml　税抜価格2,000円）

(2)7ハーブマスク／マルティナ オーガニックスキンケア

まるでレモンを思わせるようなさわやかな香りをもつ「メリッサ（レモンバーム）」を配合した、拭き取りタイプのマスクです。肌のくすみなど、お疲れ感（老け見え）が気になる夜に、湯船に浸かりながら使用することをおすすめします。

うるおい感にあふれ、キメの整った肌を叶えてくれます。香りにも癒されるので、気分が落ち込んでいる時に使うと良いでしょう。

こちらのアイテムは、筆者の冬の必需品です。70代の方からも、このマスクを湯船に浸かっている時に使用すると肌がふっくらするという声があるほどの実力派。週1〜2回のスペシャルケアとしてとり入れてみてください。
（100ml　税抜価格6,000円）

(3)ボヌール オーガニックヘアワックス(バーム) ゼラニウム＆ラベンダーの香り／モイストダイアン

女性ホルモンのバランスを整える「ゼラニウム」と、鎮静効果の高い「ラベンダー」のエッセンシャルオイルを配合したヘアワックスです。ヘアワックスとして販売されていますが、顔やボディに使用できる処方になっているのでマルチに使うことができる優秀なアイテムです。

とにかく香りが良いので、バスタイムに華をそえたい時やイライラして落ち着かない時などの気分転換にもぴったりです。

脱衣所に置いておけば浴室から出た時に身体に塗ることがきるので、1つあればとても重宝するアイテムです。
（33g　税抜価格1,680円）

お風呂でできる簡単な保湿法なのに、エステに行った後のような仕上がりになります。お手持ちのもので「そういえば使ってなかったかも」というオイル系アイテムがあれば、ぜひ活用してみてください。肌の調子とともに気分を盛り上げて、素敵な日々を送りましょう。

（クポノビューティー代表。美容研究家、美容ライター　星　ゆうこ）