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休み明けのだるさ回避!モチベも上がる年末年始の過ごし方

つやプラ / 2020年12月28日 19時30分

休み明けのだるさ回避!モチベも上がる年末年始の過ごし方

もうすぐ年末年始の長期休みがやってきますね。嬉しい反面、休み明けは身体がだるくて仕事への意欲が湧かないと感じる方も多いのではないでしょうか。

身体がだるいと自ずと仕事へのモチベーションも下がってしまうもの。休み明けに仕事をスムーズにこなすためには、休み期間の過ごし方がカギとなります。

薬膳のプロである筆者が、休み明けにだるさを感じないために意識したいことを3つご紹介します。

■休み明けにだるくなるのはなぜ?

だるさを感じる時と、なんだか身体が軽いと感じる日がありますよね。その違いはなんだと思いますか?

薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)では、主に以下の3つが原因と考えられています。

食べ過ぎ

消化にもエネルギーを必要とします。中医学ではこのエネルギーを「気(き)」といいますが、気は車でいうガソリンのことになります。身体に必要なエネルギーが少なくなると、だるさを感じやすくなります。

「満腹になるまで食事をする→消化にエネルギーが必要となる→エネルギーが少なくなりだるさを感じやすくなる」というメカニズムです。

運動不足

運動不足は、エネルギーである気や血の巡りが悪くなることにつながります。

気や血がスムーズに巡らないと身体の隅々まで栄養を届けにくくなり、鬱々したりだるさを感じやすくなります。

寝不足

寝不足の場合は、単純に身体に必要なエネルギー量が足りていないことが主な原因と考えられます。ガソリンが少ない車が走らないように、人の身体も同じです。

普段、睡眠時間が短い人は、休み中は8時間睡眠をとれるように意識しましょう。

休み中は、食べ過ぎや運動不足がだるさを引き起こす主な原因になりそうなので、ここにフォーカスをあてて意識したいことをご紹介します。

■休み明けに軽やかに過ごすために意識したいこと3つ

(1)トマトスープを食べる

自宅にいる時間が長いと、食べることばかりに目がいきがちです。休み中に食べる機会が多いであろうお酒や揚げ物などの美味しいものは、食欲を加速させる場合もあります。

そんな食べ過ぎにはトマトがおすすめです。食欲が止まらないと思ったら、トマトスープを食べて身体の中を整えましょう。

(2)太陽の光をあびるために、1日1回は外に出る

冬は陰の時期なので、気持ちが落ち込んだり身体が冷えやすいです。陰陽のバランスをとるために、陽を増やすことが大切です。

身体を動かすことで運動不足が解消されると、夜の寝つきもよくなります。寝不足はだるさを感じる大きな原因につながりますので、質の良い睡眠のためにも休み中もお散歩をしましょう。

(3)0時過ぎ就寝はNG

あたりまえのことのように思いますが、休みの日はつい夜更かしをしてしまいがち。ですが、つやプラ世代の方は何よりも睡眠をとらないと心と身体に影響が出やすいのです。

やりたいことは日中に行い、普段なかなか寝る時間がとれないという人こそ、この休み中は睡眠をしっかりとる習慣を意識しましょう。

休みだからこそ、だらけたり夜更かしができるものですが、何日も続けてしまうと仕事が始まった時に自分への負担も多くなります。休み明けに仕事へのモチベーションがさがらないためにも、ご紹介したことを意識して過ごしてみてくださいね。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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