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落花生で肌がうるおう!?お悩み別「薬膳的ナッツの選び方」

つやプラ / 2021年1月8日 12時0分

落花生で肌がうるおう!?お悩み別「薬膳的ナッツの選び方」

健康や美容のために「ナッツ」を食べているという方も多いと思います。ナッツはそれぞれに効能が違うということをご存知ですか? せっかく食べるのであれば、ご自身のお悩みに合わせてナッツを選びましょう。

■お悩み別ナッツの選び方

美肌を叶えるなら「アーモンド」

ハリとツヤ感のある肌を目指したいという場合は、「アーモンド」をチョイスしましょう。薬膳のベースの考えとなっている中医学(中国伝統医学)において、肌の血色感には「血(けつ)」という物質が必要になります。ですが、血が少なくなると肌がくすむ原因につながります。

アーモンドには、その血は補う作用が期待できます。また、血は気持ちを安定させる働きもありますので、気持ちがゆらぎやすい時にもおすすめです。

乾燥肌には「落花生」

冬は、乾燥しますよね。乾燥肌で悩んでいるのであれば、「落花生」がおすすめです。肌と密接に関わりのある「肺(はい)」という臓腑が弱ることで肌が乾燥しやすくなりますが、落花生は肺をうるおす働きがあるので肌にもうるおいを与えます。

喉の乾燥対策にもおすすめですので、乾燥しやすい季節の味方となってくれるナッツです。

脳の働きを活発させるなら「くるみ」

仕事で良いアイデアが出ない、うまく頭が働かないといった時は、「くるみ」が良いでしょう。くるみには健脳(けんのう)作用といって、脳を健やかにする働きがあるといわれています。

デスクワークで疲れた時は、ぜひくるみを召し上がってみてください。身体を温める性質なところも嬉しいポイントです。

アンチエイジングを期待するなら「カシューナッツ」

つやプラ世代の方が気になるエイジングケアには「カシューナッツ」がおすすめです。中医学の世界では、「腎(じん)」という成長ホルモンを司る臓腑が弱ると老化現象が起きやすくなると考えます。

ですので、腎を労わる食材を日々とり入れることが大切です。カシューナッツには腎を労わる働きがありますから、身体のなかからエイジングケアをしていきましょう。

胃のケアには「ヘーゼルナッツ」

ほんのりした甘味がクセになる「ヘーゼルナッツ」には、胃腸系システムである「脾(ひ)」を健やかにする働きがあります。

脾は栄養を作り出して全身に届ける製造工場のような部分です。この脾が弱ってしまうと、せっかく食べた物を栄養に変えることがむずかしくなってしまうので、日々、脾をいたわることが大切です。ヘーゼルナッツをコツコツと食べて、脾の働きを高めましょう。

■ナッツのおすすめの食べ方&注意点

おすすめの食べ方

そのまま食べても美味しいですが、料理に活用してみてはいかがでしょう。

筆者のおすすめは「人参のホットサラダ」。人参をピーラーでむき、オリーブオイルをたらしてレンジで20〜30秒ほど加熱します。そこに砕いて乾煎りしておいたナッツをトッピングすると、美味しいうえに美肌にもとても良い組み合わせになります。

注意点

ナッツは油分が多いため、美肌作りや便秘解消には欠かせない食材です。ですが、油分が多くカロリーも高いため、1日10個くらいを目安にいただきましょう。

美肌と健康に役立つナッツを活用して、若々しい身体をキープしましょう!

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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