サプリ代わりに食べて!乾燥肌・かゆみに◎「美人オイル」3つ
つやプラ / 2015年12月23日 12時0分
空気が乾燥するこれからの季節は、お顔だけでなく、手足など身体の乾燥も気になる季節ではないでしょうか。お肌が乾燥してしまうと、皮膚のバリア機能が弱まり、衣服のこすれやボディソープなども刺激になり、痒みや肌荒れの原因となってしまいます。そんなときは外側からのケアに加え、内側からも身体に潤いを与える「良質オイル」を、サプリメント的に摂ってみるのもおすすめです。
■乾燥肌対策に!潤いUPオイル3つ
●フレッシュな状態で使いたい「エゴマ油」
エゴマ油に多く含まれる「α-リノレン酸」は、血液サラサラでお馴染みの「EPA」や「DHA」に変換され、血管を丈夫にし、血流をスムーズに保つ働きがあります。血流がスムーズになることで、毛細血管まで血液が充分に流れ、お肌の細胞にも酸素と栄養が届きます。また、増えすぎるとアレルギーを引き起こすと言われている「リノール酸」が過剰になるのを防ぎ、アレルギーを予防する効果が期待できます。リノール酸は、サラダ油などに多く含まれ、現代人は摂り過ぎの傾向にあると言われていますから、注意したいですね。加熱に弱いので、サラダやヨーグルトに加えたり、パンやパスタに添えるなどフレッシュな状態で使い、開封後は冷蔵庫で保存し早めに使い切りましょう。
●調理にもおすすめ「マカダミアナッツオイル」
一般的な植物油のなかで唯一「パルミトレイン酸」が含まれるのが、マカダミアナッツオイル。皮脂に多く含まれる成分で、食べることで血管を丈夫にして血流をスムーズにする働きがあります。また、皮脂分泌を促して肌のバリア機能を高め、乾燥や肌の老化を防ぐ効果も期待できます。加熱しても成分が変わりにくいため、お料理にも使うことができます。
●ホルモン様作用がある「亜麻仁油(フラックスシードオイル)」
亜麻仁油に含まれるポリフェノール「リグナン」は、体内で「エストロゲン」と同じ様な働きをします。エストロゲンは、肌の皮脂分泌を整える働きや、真皮の線維芽細胞に働きかけてコラーゲンやヒアルロン酸の生成を促すなど、お肌の健康に欠かせないホルモン。加熱に弱いのでフレッシュな状態で使い、開封後は冷蔵庫で保存し、早めに使い切りましょう。
脂肪は身体に欠かせない栄養素です。身体に必要な脂肪分を摂って、内側から潤いをキープしたいですね。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)
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