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ニラ+〇〇でクマが薄く?悩み別・ニラと組み合わせたい食材

つやプラ / 2021年2月1日 12時0分

ニラ+〇〇でクマが薄く?悩み別・ニラと組み合わせたい食材

歳を重ねても健やかでキレイでいたいからこそ、つやプラ世代の皆さまは食事にも気を配っているのではないでしょうか? そんな皆さまにおすすめしたい食材は、今が旬の「ニラ」。実は、ニラはエイジングケアにぴったりの食材です。

薬膳のプロである筆者が、ニラの効能についてご紹介します。薬膳は食材同士の組み合わせがキーワードとなりますので、不調別にニラと組み合わせたいおすすめ食材も合わせてご紹介します。

■「ニラ」がエイジングケアにおすすめな理由

腎を労わることでエイジングケアにつながる

薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)では、「腎(じん)」という生命力の源である臓腑の働きを高めることがエイジングケアにつながると考えます。

女性は7の倍数で身体が変化するという言葉を聞いたことがあるかもしれませんが、これは腎による年齢変化を示しています。28歳でピークを迎え、7年周期で身体や見た目が変化していくということです。この流れに逆らうことはできませんが、腎を日々コツコツと労わることでエイジングスピードをおだやかにすることが期待できます。

この腎を労わるためには、身体を温めることが欠かせません。腎は冷えにとても弱く、冬はただでさえ働きが弱りやすいので、温め効果の高い食材を積極的に食べることが重要です。

ニラは身体を温める働きがある

腎を労るためにおすすめなのが「ニラ」です。ニラは、身体を温めるエネルギー量を増やし、冷え改善に導く効果が期待できます。

また、血の巡りにも関係しますので、クマやくすみでお悩みの方にもおすすめしたい食材です。

■不調別!ニラと組み合わせたいおすすめ食材3選

薬膳は、先にゴール設定をする点が特徴です。不調の原因を探り、その不調を改善するための食材を選び組み合わせていくことが薬膳の考えです。

不調別に、ニラと組み合わせたい食材をご紹介します。

(1)「冷え改善」ニラ+たまねぎ+鶏ひき肉

「ニラ」「たまねぎ」「鶏ひき肉」とも、身体を温める作用が期待できます。玉ねぎは血流アップを狙う食材なので、冷え改善や手足が冷える末端冷え性の方にもおすすめの組み合わせです。身体を温める生姜をプラスすると、さらに温まりますね。

この3つの食材ならば炒め物でも良いですし、3つを組み合わせた「鶏団子」と野菜たっぷりの生姜スープも美味しいですよ。

(2)「更年期の不調に」ニラ+卵+黒きくらげ

腎を労わる「ニラ」と「黒きくらげ」にうるおいを与える「卵」をプラスすると、ほてりや乾燥をケアすることができます。更年期の不調でお悩みの方におすすめの組み合わせです。

この3つに豚肉をプラスして炒めるとメイン料理ができあがりますし、スープにしても美味しいですね。食べる時に黒ゴマをトッピングするとさらに良いですね。

(3)「くまやくすみ改善に」ニラ+納豆+たまねぎ

身体を温める効果が期待できる「ニラ」と、血流アップに導く「納豆」と「玉ねぎ」の組み合わせです。身体を温めることでさらに血の巡りアップが期待できますので、肌のくすみ・クマに悩む方や生理痛でお悩みの方にもおすすめです。

水にさらしたたまねぎと納豆、ニラを混ぜるという簡単な食べ方もありますし、この3つの食材を組み合わせたチヂミも美味しいですよ。血の巡りを良くする「酢しょうゆ」で召し上がってください。

イライラしている時や暑がりな方が食べると余計不調を感じることもありますので、そういった時は控えめにするように注意してください。今回ご紹介した組み合わせを参考に、効率よく栄養を摂ってキレイと元気を育みましょう!

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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