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ダイエットしても痩せない人が実践すべき「まごわやさしい」

つやプラ / 2021年4月18日 20時30分

ダイエットしても痩せない人が実践すべき「まごわやさしい」

私たちの身体は主に食べたものでできており、その食べ物が偏ったり少なかったりすると、肌荒れや便秘、疲れなどの不調を感じる場合があります。

美容にはもちろん、健康でいるためには、「何」を食べたら良いかが重要になります。

そこで、おすすめしたいのが「まごわやさしい」という標語です。これは、和食の基本であり、7品目の食材をとり入れることで健康的な食生活が送れるといわれています。

管理栄養士の筆者が、40代以降が意識したい食生活「まごわやさしい」についてご説明します。

■「まごわやさしい」とは

「まごわやさしい」とは

「まごわやさしい」とは、日本の伝統的な食材の頭文字を合わせ語呂合わせしたものになります。その食材をとり入れることで、健康的な食生活を送ることができるといわれています。健康的な食生活を送ることは、美容やダイエット、アンチエイジングに役立ちます。

肌荒れや便秘、食べていないのに痩せない、疲れが抜けないなどを感じる方には、ぜひとり入れていただきたい食材です。

「まごわやさしい」の食材

ま:豆類(納豆・豆腐・油揚げ等)

植物性たんぱく質、イソフラボンが豊富です。

ご:ごま等の種実類(ごま・くるみ・アーモンド等)

良質な脂質が豊富な食材です。

わ:わかめ等の海藻類(わかめ・ひじき・のり・昆布・もずく等)

食物繊維、ミネラルが豊富に含まれています。

や:野菜類

ビタミン、食物繊維が豊富です。

さ:魚類

良質なたんぱく質、必須脂肪酸が豊富です。

し:しいたけ等のきのこ類

ビタミンD、ミネラル、食物繊維が豊富な食材です。

い:いも類

炭水化物、ビタミン、食物繊維が豊富に含まれています。

■悩み別「まごわやさしい」のとり入れ方

便秘改善のためには

便秘にお悩みの方は、食物繊維が豊富な「わ」の海藻類、「や」の野菜類、「し」のきのこ類、「い」の芋類をとり入れましょう。便秘になると腸内が悪玉菌優先となってしまい、肌のくすみや太りやすくなることにつながってしまいます。

1品ではなく、数品をとり入れると、さらに効果が期待できます。

老け顔やくすみ肌改善には

「年齢より老けて見える」「肌のくすみが気になる」という方は、「ご」の種実類、「わ」の海藻類、「や」の野菜類、「さ」の魚類、「い」の芋類が最適です。

特に、「ご」の種実類や「や」の野菜類(かぼちゃ、ほうれん草、ブロッコリー)には、抗酸化作用がある「ビタミンE」が多く含まれており、美肌に効果が期待できます。

疲労回復のためには

「疲れやすい」「体調がすぐれない」という方は、「まごわやさしい」の食材全般を食べると良いでしょう。

食生活のなかで足りない食材があったら、ぜひとり入れてみてくださいね。全てを一食でとることがむずかしいという場合は、一日三食のなかでとり入れるよう、意識してみてください。

(管理栄養士/おやこ食育プランナー/美食ライフプランナー やなぎさわ えりな)

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