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塩分摂りすぎが老化を招く?野菜を活用して減塩するコツ

つやプラ / 2021年4月5日 12時0分

塩分摂りすぎが老化を招く?野菜を活用して減塩するコツ

「塩」は味の決め手にもなる調味料ですが、摂取し過ぎるとむくみや老化を促進させてしまう場合があるといわれています。キレイと健康のために、塩分を減らす食事を心がけているという人も多いのではないでしょうか。

減塩の方法はたくさんありますが、ベジ活アドバイザーの筆者が野菜の風味や個性を利用した「薄味でも満足できる減塩方法」を3つご紹介します。少しずつ薄味に慣れていくと良いですね。

■塩分のとりすぎがよくない理由

塩分は私たちにとって必要な栄養素のひとつですが、摂取目標量に対して男女ともにとりすぎている場合が多いのが現状です。塩分過多は、むくみや老化などを促進させる場合があるといわれています。

いきなりは減塩生活はむずかしいかもしれませんが、少しずつ減らす工夫をすると良いですね。

■野菜の風味と個性を利用した「薄味でも満足できる減塩方法」3つ

(1)野菜の風味と個性を活かした味付け

スープや味噌汁、料理の味付けや唐揚げなどの下ごしらえに、「すりおろしたニンニクやショウガ」といった香味野菜を使ってみましょう。野菜の風味が味に加わるので、塩分を減らしてもさほど気になりません。

「レモン」や「柚子」「カボス」などの柑橘系の風味を活かすことも減塩方法として有名です。絞り汁を加えることで香りや風味によって薄味でも満足できる仕上がりになります。

その他、「シソ」「ミョウガ」「唐辛子」なども減塩に役立つ食材です。「塩分の量を減らす代わりに野菜の風味を加える」ということが、薄味でも満足できるポイントといえるでしょう。

(2)野菜の旨味を活用

減らした塩分を、旨味で埋め合わせる方法も減塩方法のひとつです。タマネギやニンジン、セロリなどに含まれる「グルタミン酸」、キノコ類に多い「グアニル酸」などの野菜に多く含まれる旨味は、組み合わせるとよりコクが出るので塩分を減らしても満足感が得やすくなります。

野菜を多く使った味噌汁やスープは野菜の旨味が出汁に出るので、上手に使って減塩につなげましょう。

(3)ハーブも減塩に◎

「バジル」や「ローズマリー」「タイム」などのハーブやスパイス類も減塩に役立ちます。香りも調味料のひとつといわれています。

塩分を減らした分、香り豊かなハーブを足すように料理に活用すると良いですね。

野菜の風味を足すと、薄味でも満足できる料理が完成します。将来の美と健康のために薄味生活を心がけると良いですね。

(ベジ活アドバイザー 生井 理恵)

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