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おせち料理に◎!砂糖代わり「アンチエイジング甘味料」4つ

つやプラ / 2015年12月27日 19時0分

お正月のおせち料理には、思いの外たくさんの白いお砂糖が使われています。これは正月三が日にお料理をしなくても済むよう、塩や砂糖を保存のためにも多く使った伝統的な味付けからきています。しかし今は冷蔵庫もあり、それほど味を濃くする必要はありません。砂糖の代わりに使えて美容やアンチエイジングにもうれしい効果のある甘味料4つの、使い方のコツをご紹介しましょう。

(1)腸内環境を整える「オリゴ糖」

腸内細菌の成長や活動を刺激する成分「プレバイオティクス」としても認められているオリゴ糖は、食物繊維と同じように、そのまま大腸に届き腸内環境に良い働きをします。無色透明でクセの無い甘味で、どんなおせち料理にも使えます。

(2)糖の吸収が穏やかな「アガベシロップ」

テキーラの材料にもなっているメキシコ産の「リュウゼツラン」という植物の根から作られたアガぺシロップ。「オリゴ糖」や「イヌリン」と呼ばれる食物繊維を含み、糖の吸収が穏やかです。食後の血糖値の上昇の値を示すGI値が21と低く、余分な糖が脂肪として蓄積されたり、タンパク質と結びついて細胞をこがしたりする「糖化」予防が期待できる甘味料です。また、イヌリンやオリゴ糖は、プレバイオティクスとして腸内環境美化もサポートします。クセの無い甘味ですが、少し色があるので、お煮しめやだて巻きなど、色の濃いお節料理に使いましょう。

(3)抗酸化力の強い「メープルシロップ」

メープルシロップには63種類以上ものポリフェノールが含まれており、強い抗酸化力を持っています。ビタミンやミネラルが豊富で栄養価も高く、アンチエイジングにピッタリの甘味料です。肝臓の働きをサポートして脂肪の代謝を良くする働きもあるそうですから、ダイエット中でも安心! 色や香りが濃いため、栗きんとんや羊かんなど、甘味の強いお節料理におすすめです。

(4)香ばしく栄養価の高い「ココナッツシュガー」

ココナッツの花の蜜から作られたココナッツシュガー。水溶性食物繊維「イヌリン」が含まれているためGI値が低めの35で、糖の吸収が穏やかな甘味料です。ビタミン・ミネラルが含まれ栄養価も高く、美容健康に役立ちます。香ばしい香りが特徴ですから、田作りや魚の甘露煮などに使うと良いでしょう。

美容健康に役立つ甘味料を使えば、おせち料理も安心していただけますね。ビューティー甘味料を取り入れて、いつもと一味違ったおせちを作ってみてはいかがでしょうか。
(美養フードクリエイター 岩田麻奈未)

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