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眠れないのは食生活が原因?薬膳的・快眠を妨げるNG習慣

つやプラ / 2021年3月30日 20時30分

眠れないのは食生活が原因?薬膳的・快眠を妨げるNG習慣

「考え事をして眠れない」「身体が火照って眠れない」など、睡眠についてのお悩みはありますか? 最近筆者は、意外と眠れないというご相談を多くいただきます。眠れないだけでもストレスを感じやすくなるので、夜はぐっすりと眠りたいものですよね。

ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、睡眠の質を下げるNGリストと対策方法をご紹介します。

■不眠の種類は大きく分けて2つある

薬膳のベースになっている中医学(中国伝統医学)において、不眠の種類は2つあります。それは、「ストレスタイプ」と「血(けつ)不足」です。

ストレス過多のタイプの人は熱が生じることで興奮して眠りにくくなり、思考が止まらなくなったりほてりを感じて寝付けなくなる場合があります。このタイプの方は、クールダウンさせる食材の「セロリ」や「たけのこ」「レタス」などを食べることが対策の1つとなります。

また、血不足の方は不安感が強くなったり夢を見やすいため、ぐっすりと眠れていないことが多いのが特徴的です。血不足は偏った食事や胃腸の弱りが主な原因として考えられます。食事において「レバー」「牛肉」「鮭」「ほうれん草」「卵」などを食べて血を補うことが大切です。

■眠りの質を下げてしまうNG習慣4つとその対策方法

下記の5つの習慣は睡眠の質を下げやすい行動です。上記でご紹介したどちらの不眠タイプに共通することなので、当てはまるものがあれば行動を見直してみましょう。

(1)肉や魚を抜く

肉や魚は、血の栄養源となるものです。野菜だけでは血は作られにくいため、太るからと懸念せずにしっかりといただきましょう。

どんな肉の種類でもOKですが、特に「レバー」がおすすめです。魚は「鮭」や「まぐろ」「鯖」を選びましょう。

(2)辛いものやスパイス系の食事が多い

辛いものは刺激になるので、胃腸の弱りにつながります。胃腸が弱ると活発に血を作り出しにくくなってしまうので、辛いものの多食はさけましょう。

また、辛いものは身体に熱を生みやすいため、ストレスタイプの人は特に控えめにしてご紹介したクールダウン食材をとり入れてみてください。

(3)寝る前の飲酒

一日頑張ったご褒美やストレス発散のためにお酒を飲む人もいらっしゃると思いますが、お酒は身体に熱を生むので、興奮して睡眠中に目が覚めやすくなります。

眠りが浅いと感じる人は、特に寝る前の飲酒を控えましょう。「休日の午後からお酒を楽しむ」「早めの時間帯にお酒を飲む」など、飲む時間を考えていただきましょう。

(4)米を抜く

意外とやりがちなのが、食事の際に米を抜くこと。太るからといって抜いている方が多い印象ですが、米は胃腸の調子を整え血を作り出す栄養源になります。

また、米を抜くことでイライラしやすくもなりますから、朝とお昼は米を食べましょう。できれば、お粥がベストです。

食習慣以外だと「呼吸が浅い」ことも眠りの質を下げてしまうことも原因の一つ。ストレスを感じると呼吸が浅くなりがちなので、イライラした時や夜眠る時にいろいろと考えてしまう時は、深い呼吸を意識することもおすすめです。

毎日ぐっすり眠れないという方は、生活のなかで無意識に睡眠の質を下げている場合があります。できることから始めて、質の良い睡眠を目指しましょう。

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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