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水出しで●●茶の効能UP!免疫力アップに◎なお茶の淹れ方

つやプラ / 2021年4月17日 12時0分

水出しで●●茶の効能UP!免疫力アップに◎なお茶の淹れ方

気温が高くなるこれからは、冷たい飲みものが美味しく感じる季節ですよね。なかには「水出し」することで効能が高まる飲みものがあります。日本人なら誰でも一度は飲んだことがある緑茶です。緑茶は水出しすることで、ストレスにも免疫にも働きかけるお茶に変わるそうですよ!

美容と健康に役立つ食スタイルを提案して17年の美養フードクリエイターである筆者が、「水出し緑茶」のひみつと、おすすめの淹れ方をご紹介します。

■水出しでアップする緑茶の注目成分2つ

手軽&簡単!ストレス&免疫サポートになるお茶の淹れ方

(1)テアニン

テアニンは、緑茶に含まれるうま味成分です。緑茶の甘みを引き出しています。このテアニンには、脳に働きかけて気持ちをリラックスさせ、血流を改善する働きや、PMSを緩和する働きもあります。

テアニンは、茶葉が陽にあたることで減ってしまうため、玉露などの高級な緑茶に多く含まれる成分です。ですが、一般的な緑茶であっても、水出しすることで、お湯で入れた緑茶よりテアニンが多く抽出されます。そのため、リラックス効果もうま味もアップした緑茶に変わります。

(2)エピガロカテキン

緑茶に含まれるカテキンには、いくつか種類があります。そのなかでも、エピガロカテキンには、免疫力を高める働きが期待されています。

緑茶をお湯で淹れると、別の種類のカテキンであるエピガロカテキンガレートが多く抽出され、エピガロカテキンの効果が弱まってしまいます。

ところが、水出しすることで、エピガロカテキンガレートの抽出が抑えられてエピガロカテキンの抽出量が多くなり、免疫をサポート! エピガロカテキンガレートは苦み成分でもあるため、水出しすることで苦みも抑えられますから、緑茶の苦みが苦手な方にもおすすめの淹れ方です。

■水出し緑茶の作り方

手軽&簡単!ストレス&免疫サポートになるお茶の淹れ方

水100mlに対し、ティースプーン1杯の緑茶を入れます。

そのまま冷蔵庫に入れて1時間おき、茶葉を濾して出来上がりです。

なお、冷たいものばかり飲むと、内臓を冷やしてしまい良いことではありませんので、飲みすぎには注意しましょう。

茶葉を水に入れるだけでできる、ストレスを和らげ免疫力をアップする水出し緑茶。暑くなるこれからの季節、水出し緑茶でリラックスしてみてはいかがでしょうか。

(美養フードクリエイター・中医薬膳師 岩田まなみ)

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