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疲れもたるみも解消!?安いだけじゃない豆苗の魅力&活用術

つやプラ / 2021年4月29日 20時30分

疲れもたるみも解消!?安いだけじゃない豆苗の魅力&活用術

安価なうえに価格が安定している「豆苗」。よく買う食材リストのなかに入っている方も多いのではないでしょうか。実は、豆苗はこの季節こそおすすめな食材です。

ずぼらだけど薬膳のプロである筆者が、豆苗をこの季節に食べた方がいい理由と豆苗の活用術をご紹介します。

■春~梅雨の時期に食べるべき理由

なぜこの季節に豆苗が向いているかというと、春と梅雨は胃腸の調子を崩しやすいシーズンだからです。特に、梅雨は1年のなかで一番胃腸の調子を崩しやすいです。

「まだ梅雨まで時間があるのでは?」と思う方も多いかもしれませんが、薬膳のベースの考えになっている中医学(中国伝統医学)ではその季節になってから対策をとるのでは遅いと考え、1シーズン前から対策をとることが基本です。

脾を労わることは健康と美容においての土台

「脾(ひ)」という胃腸系システムが弱ってしまうと胃腸の調子を崩しやすく、食事を楽しめなくなることはもちろんですが、疲労感やだるさ、肌のたるみやくすみ、免疫力の低下にもつながります。

ですから、脾を労わることは健康と美容においての土台と考えますので、今の季節から脾のケアを始めてほしいのです。その方法の1つとして豆苗を食べることをおすすめします。豆苗は脾を労わる優秀食材です。

■薬膳的「豆苗の効能」

薬膳では、豆苗には以下のような働きがあると考えます。豆苗は、体質を問わず身体を温めも冷やしもしない性質です。

・利尿作用の効果:むくみ、だるさ、冷えを軽減する

・生命エネルギーの気を補う:疲労回復、元気な肌や髪を育む

・胃腸の働きを良くする:食材の栄養をしっかり吸収しやすくなる、肌のたるみ対策に役立つ

■薬膳的「腸活に役立つ豆苗の活用術」

豆苗だけでも効能はありますが、薬膳は組み合わせが大切です。胃腸が元気になる組み合わせをご紹介します。

豆苗+ニンジン+もやしのナムル

塩を入れた鍋で豆苗、ニンジン、もやしをサッと茹でます。湯切りしたら、ごま油、醤油、塩で味付けましょう(物足りない方は、鶏ガラスープの素などを入れてもOKです)。白すりごま、おかかなどをお好みで入れるとさらに美味しくなります。

また、茹でるという調理法は胃腸に負担がかかりにくいのでおすすめです。

豆苗+油揚げの生姜炒め

熱したフライパンにごま油をひいて、生姜を入れて香りがたつまで炒めます。そこに豆苗と湯通しした油揚げを入れ、酒、みりん、味噌で味付けをしたら完成です。

豆苗も油揚げも胃腸を労わる食材です。味のアクセントになる生姜で胃腸を温め働きをアップさせます。

豆苗+鶏肉+コーンの茹でポン酢和え

豆苗と鶏肉をそれぞれ茹でておき、コーン缶の水気を切ります。3つの食材をボウルに入れてポン酢で和えたら完成です。

この3つの食材は胃腸を労わる食材です。さっぱりと食べられるので夕食のメインにも向いていますね。茹でたもやしやキャベツなどを入れるとボリュームがアップし、野菜をたくさん食べられます。

せっかく豆苗を食べるのであれば、より効果が狙える食べ方をしたいですよね。今回ご紹介したレシピを参考に、かしこく豆苗をいただきましょう!

(薬膳ライフバランスプランナー/国際薬膳調理師/コラムニスト 倉口 ゆうみ)

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