眉が簡単にキレイに描ける!40・50代が使うべき眉アイテム
つやプラ / 2021年7月4日 20時30分
眉は、顔の印象を左右する重要なパーツです。どのような色を使い、どのような形に仕上げるかでその印象はかなり変わります。
しかし、眉メイクを苦手とする方はとても多く、「左右対象に描けない」「理想の眉の形がわからない」といったお悩みをよく耳にします。
アンチエイジングアドバイザーの筆者が、眉を描くのが苦手な40代・50代のために簡単に美眉に仕上げるためのポイントと最低限そろえたいアイテムをご紹介します。
■これだけはそろえておきたい!おすすめの眉メイクアイテム
地眉がどれだけあるかは、かなり個人差があります。筆者の場合、眉尻があまりない、いわゆる“麻呂眉”ですが、ちょうど40・50代の女性は10代・20代のころに流行った細眉の影響で麻呂眉の方が多いのではないでしょうか。
そんな方は、足りない眉をしっかり補うアイテムとして「アイブロウペンシル」が必須です。地眉に近い色を用意しておくと、いかにも描き足したという印象にならず自然に仕上げることができます。
ソリッド アイブロウ ペンシル 04 グレー/スック
繰り出し式のアイブロウペンシルで、別売でレフィルが販売されています。ペンシルの反対側にはスクリューブラシが付いているので、外出先でも毛流れを整えたり眉の濃さを調整したりできます。
ペンシルは楕円芯で絶妙な太さと柔らかさがあり、不器用な方でも描きやすいです。また、芯を繰り出し過ぎない限り折れにくく、キャップ式なので持ち運びにも便利です。
グレーのアイブロウペンシルがそれほど多くないなか、描きやすさと仕上がりの自然さにおいてはトップレベルと筆者が感じているアイテムです。
(全4色 0.2g 税込価格4,400円)
アドバンスドアイデンティティ ブラウシェーピングデュオ/THREE
地眉がしっかりあり描き足す部分は少しという眉には、落ちにくいワックスとパウダーを組み合わせたこちらのアイブロウパレットがおすすめです。
ワックスは適度な硬さとなめらかさで描きやすく、肌に密着します。そのため、前髪でこすれて眉が落ちやすいという悩みも解消できる見込みがあります。パウダーはワックスよりも明るくやわらかな色で、重ねることで眉が立体的で垢抜けて見えます。
ワックス、パウダーそれぞれに適したブラシ付きで、コンパクトサイズながら鏡も付いているので出先でのちょっとしたお直しにも便利です。
(全5色 税込価格4,180円)
デュオアイブロウブラシB/UR GLAM
ペンシル・パウダーどちらを使うにしても、濃く描き過ぎてしまった際のぼかしや眉の毛流れを整えるのに必要なのが「スクリューブラシ」です。100円ショップでも手に入れることができます。
こちらのアイテムは、スクリューブラシと平筆ブラシが一体化した便利なブラシです。100円ショップのものとはいえ使い勝手もよく、筆者自身もすでに2年ほど使用していますが、綻びなどは気にならずモチがいいのも魅力です。
(税込価格100円)
■2021年のトレンド眉
マスクが手放せない生活が続いているので、マスクを着用した時に顔がくすんで見えないように眉を仕上げる必要があります。平行眉を基本に、少し眉山や眉尻を上げ気味に描くとくすみ顔を回避できます。
また、地眉より若干明るさを出すとくすみをさらに回避しやすくなるのでおすすめです。注意点は、眉を描き過ぎてしまわないこと。いかにも描きましたという眉ではなく、地眉のようにラフな印象に仕上げることがポイントです。
■簡単に40・50代が美眉に仕上げるためのポイント7つ
(1)毛流れをスクリューブラシで整える
スクリューブラシは、眉頭から眉尻に向かってすべらせるように使います。
この時、スクリューブラシを真横に動かすのではなく、眉頭部分は眉の下にあて軽く上へ引き上げるようにすべらせ、眉山辺りからは上から下へブラシをおろすように動かします。
(2)眉山、眉尻にさりげなく印をつける
左右対象に描けないというお悩みは、眉を描き始める前にちょんと点を付けるように眉山と眉尻にさりげなく印をつけておくことで解決できます。眉山は黒目の外側の真上辺り、眉尻は小鼻の脇から目尻を通った延長線上を目安にしましょう。
なお、印を付けるには「ペンシル」が適しています。
(3)眉を下から描く
40・50代の方は眉山を高くし、カーブのある眉に仕上げてしまうことが多いのではないでしょうか。そういったお悩みは、眉を下から描くことで解決できます。
地眉があまりない方は「ペンシル」、地眉がある方は「ワックス」か「パウダー」で眉の最も下の部分を線で描きましょう。この時、地眉の存在は一切無視することが重要なポイントです。眉山辺りまでは地面に対して並行を意識しながらも若干引き上げるように描き、そこから眉尻につなげましょう。
(4)大きな鏡の前で左右対象になるよう仕上げる
眉山と眉尻に印を入れ眉の下の部分を線で描くまでは、スタンド式の鏡などのメイクしやすい鏡の前でOKです。
しかし、それ以降は左右や全体のバランスを見ながら仕上げる必要があるので、洗面所の鏡や鏡台などの大きな鏡の前で仕上げることがおすすめです。描き始めるのはどちらからでもかまいませんが、得意な方があればそこから仕上げ反対側もそれに合わせて描くと、左右対象の理想の眉が描きやすくなります。
地眉があまりない方は「ペンシル」、地眉がある方は「ワックス」か「パウダー」を使うことがおすすめです。
(5)眉を自然な仕上がりになるまでぼかす
ペンシルで描いた場合やパウダーで仕上げた場合でも、最初に着地する部分が濃く描きすぎることがあります。そのため、自然な仕上がりになるまでしっかりとぼかすことが大切です。
スクリューブラシの動かし方は毛流れを整える時と同様で、特にぼかしたい部分は何度か使用しましょう。
(6)ぼかした時に描き足りないと感じた部分を描き足す
ぼかした後に眉が欠けてしまい足りないと感じた時には、ペンシルで描き足しても、落ちにくくなじみやすいワックスで描き足してもOKです。
ワックスを使う場合は、アイブロウブラシを肌に立てるようなイメージで毛流れに沿って描き足しましょう。
(7)最後に、明るめのパウダーを眉全体に重ねる
地眉よりも明るい眉の方が、顔をくすませる心配がありません。そのため、一旦地眉に近い色で眉を仕上げ、全体のトーンを整えます。そして最後に明るめのパウダーを重ね、全体的にトーンアップすることがおすすめです。
この時使用するブラシは、「細いアイシャドウブラシ」が適しています。
今回は、眉を描くのが苦手な40代・50代のために、簡単に美眉に仕上げるためのポイントと最低限そろえたいアイテムをご紹介しました。ぜひ参考にしていただき、今風の眉にアップデートしてください。
(アンチエイジングアドバイザー 遠藤 幸子)
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