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もったいない!「ちょっと惜しい」カイロの使い方3つ

つやプラ / 2016年1月23日 12時0分

もっとも底冷えする季節、特に女性は、冷えを改善するためにさまざまな対策している人が多いですよね。今回は使い捨てカイロを常用している人に読んでいただきたい記事です。もしかしたらあなたの使用方法、「ちょっと惜しい」かもしれません。多くの人がうっかりやりがちな、使い捨てカイロの「ちょっと惜しい」使い方をご紹介します。

■靴用じゃない「普通のカイロ」を靴に入れている

足先が冷える女性は多いもの。特に外出先では、直接手で足をさするわけにもいかず、冷たい足のまま過ごしている人が大半です。そんなときは使い捨てカイロが便利ですよね。でも通常のカイロを靴に入れたりしてはいませんか?

ありえない!冷え改善の「カイロ」うっかりポイント

袋から出した途端に温まり始める使い捨てカイロは、空気中の水分に触れることで発熱します。通常のカイロを靴に入れると、足から出る汗でカイロ本体が湿気ってしまい、本来の熱を発せられなくなってしまうのです。靴に入れるときには、靴下用・靴用などと書かれた、専用のカイロを使いましょう。

■冷え対策なら「握る」より「貼る」!

冷えやすい体の末端には、カイロに触れさせて温めたい……というのが心情ですよね。でも体の末端が冷えるときこそ、お腹を温める工夫をしてみてください。お腹を温めると、効果的に体の末端が温まります。できれば肌着の上に貼れるタイプのカイロを入れてみてください。それでも寒い人は、背中や肩甲骨の間に貼ってみても良いでしょう。きっと全身がぽかぽかしてくるのを感じられるはずです。

■「ダイエットにいい」エビデンスはなし!?

一時期、使い捨てカイロを当てるだけで、脂肪を燃やすダイエットになるのでは!? という噂が出回ったことがありますが、残念ながらそういったエビデンスは出てきていません。痩身エステでは体を温めてから施術することから、噂の元になったようです。確かに冷えているよりは、温めたほうが体に良さそうですよね。とくに脂肪が多い臀部などは夏でも冷えているため、カイロを当てて温めてあげるのもひとつの手。その際には低温やけどに注意しましょう。

使用上の注意にも書かれているはずですが、カイロをつけたまま寝てしまうと、低温やけどをしやすくなります。体温の低いお尻部分は、じわじわとやけどをしても気づかないことが多く、体組織が壊死してしまうなんてことも! 寝るときに仰向けになる癖がある人は、背中側のカイロを外してから寝るようにしましょう。冷えは万病の元ともいいますが、体を温めて快適に過ごしたいものですね。
(コラムニスト パツワルド敬子)

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