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老け髪まっしぐら!セルフ白髪染めNG行動3つ

つやプラ / 2021年6月7日 19時30分

老け髪まっしぐら!セルフ白髪染めNG行動3つ

セルフカラーの需要が高まる今、間違った知識のまま白髪染めのセルフカラーを行っている方もいらっしゃるようです。

美容師の筆者が、白髪染めセルフカラーのNG行動をご紹介します。失敗しないコツも合わせてお伝えしますので、ぜひ参考にしてください。

■白髪染めセルフカラーのNG行動3つ

(1)薬剤の使用量が多すぎる

確かに、白髪染めをたっぷり使用することで染まりがよくなりますが、過度な薬剤の量は、シャンプー時のすすぎ残しなどにより頭皮環境を悪くすることも考えられます。適切な量を使用しましょう。

薬剤の適切な塗り方

たっぷり薬剤を使いたいからと2箱買いする

ハケで塗る場合は、頭皮に対して0度の角度にはけをあてて、薬剤をのせるように塗布してください。ハケを立ててしまうと、せっかく塗った薬剤をはぎとってしまうため、必ずハケをねかせて根元にためるようにして塗りましょう。

泡タイプの場合は、根元に薬剤がしっかりのるように塗ってください。髪の量の多い方は1箱で足りないかもしれませんが、筆者は普段、美容室で30g〜60gぐらいで施術しております。

(2)何度も髪をとかしてなじませる

ご自分でセルフカラーされている方によく見受けられるのが、切れ毛の問題です。カラー剤をなじませようと何度も髪をとかしてしまうことが、大きな原因として挙げられます。

切れ毛・抜け毛になりにくい髪のとかし方

髪に負担をかけるとかし方と、そうでないとかし方があることをご存知でしょうか?

写真の違いがお分りになりますか? 正しい画像は頭皮に対して垂直にコームをあてとかしている状態で、誤りの画像は少し下に引っ張るようにして髪をとかしている状態になります。髪を過度に引っ張りすぎてしまうと、抜け毛や切れ毛の原因につながってしまったり、薬剤をつける必要のないところまで薬剤が付着しダメージの原因にもつながります

写真の違いがお分かりになりますか?

正しい画像は頭皮に対して垂直にコームをあててとかしている状態で、誤りの画像は少し下に引っ張るようにして髪をとかしている状態になります。

髪を過度に引っ張りすぎると、抜け毛や切れ毛の原因につながったり、薬剤をつける必要のないところまで薬剤が付着したりして、ダメージの原因にもつながります。

正しいコーミングの仕方を心がけてください。

(3)薬剤塗布後に長時間放置

薬剤塗布後に長時間放置

ご自身で白髪を染める時に「染まっているか心配だったから長めに時間を置いた」「時間を測るのを忘れて、気がついたら長時間放置していた」などのお声をうかがうこともありますが、それはNG行動です。

カラー剤はある程度の時間を過ぎると発色しなくなるため、決められた放置時間以上の時間を置くことは、髪のダメージにつながってしまいます。

記載されている放置時間を守る

髪質にもよりますが白髪を染める場合、美容室では大体20分〜30分ほど放置します。使用される薬剤に放置時間の記載があると思いますので、しっかり時間は守りましょう。

■「染まりにくい」と感じているなら

カラー剤の色味が明るすぎる

いつも「カラーの染まりが悪いな」と感じている方は、使用されている色味がご自身の白髪に対して明るすぎる場合があります。少し濃い色を試してみてはいかがでしょうか。

髪の根元が浮きやすい

また、髪質が硬くてピンとしている方は、カラー剤を塗っても根元が頭皮にぴったりとつきにくく、カラー剤が髪にしっかり付着していない可能性があります。

髪の根元が浮きやすい方は、ご自宅にあるティッシュやキッチンペーパーなどで生え際や分け目をしっかり押さえ、ラップで密封して、髪がカラー剤にしっかりと浸るようにしましょう。

「染まりにくい」と感じて行ういろんなことが、髪にダメージを与えている場合があります。ご紹介したNG行動をしていないか確かめて、ぜひ、正しい染め方を試してみてください!

(美容師/ヘアメイク/セミナー講師 Mayu)

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