マスクにつかない!蒸し暑い日のメイク崩れ対策テクニック
つやプラ / 2021年5月25日 20時30分
春夏のマスク生活は、メイク崩れとの闘い。「汗や皮脂でドロドロになったメイクが、マスクにべったり」というお悩みを抱える方も多いのではないでしょうか。
崩れにくいアイテムを使うのもひとつの手ですが、きびしい季節を快適に過ごすにはやはりテクニックも欠かせません。
コスメコンシェルジュで美容ライターの筆者が、メイク崩れに悩まないための対策を3つご紹介します。
■メイク崩れに悩まない!春夏のメイク崩れ対策3つ
(1)しっかり保湿はマスト、乾燥対策を最優先に
メイク崩れの大敵といえば「皮脂」。ですが、皮脂は乾燥から肌を守る大切な役割ももっています。たとえ春夏といえど、乾燥対策はマスト。汗をかいて水分が蒸発する際に肌が乾燥しやすくなるため、マスクで汗をかきやすい方はとくにしっかりと保湿をしておきたいところです。
また、メイクくずれ対策として、フェイスパウダーを塗る量が増える方も多いでしょう。粉の量が増えると乾燥が進みやすいため、どんな肌質の方でも保湿はきっちりと行ってください。
しっかりと保湿するコツ
しっかりと保湿するコツは、化粧水を2〜3回にわけて塗ること。その都度、手のひらでやさしく包み込むようになじませて、肌にたっぷりと水分を与えます。
そして、乳液やクリームを推奨されている使用量で塗ってください。この時も、手のひらで包み込むことを忘れずに行ってください。物足りなく感じる場合は、少量を足してまた同様になじませましょう。
すぐにメイクをするとヨレやベタつきが気になりやすいですが、すこし時間を置くことでスキンケアと肌がなじみます。時間がない時は、そっとティッシュでおさえるのもひとつの手です。
(2)ファンデーションは塗りすぎ厳禁!清潔感を重視
メイク崩れを防ごうとすると、メイクに力が入りがち。しかし、ファンデーションやコンシーラーを重ねれば重ねるほど崩れ方がひどくなりやすいため、塗りすぎには注意が必要です。そもそも、マスク生活では基本的には肌の大部分が覆われているので、厚塗りをする必要はありません。
マスク生活でもっとも美しい肌は、清潔感のある肌です。ファンデーションを薄く塗ることを徹底し、ヨレやくずれを最小限にとどめましょう。
目の下の三角ゾーンにたっぷり塗って美肌見せ
薄塗りでも肌をキレイに見せるには、「目の下の三角ゾーン」にたっぷりとファンデーションを塗ること。目の下の三角ゾーンが整っていると、他の部分が薄塗りでも肌全体がキレイに見えます。
マスクへの色移りが気になる場合は、三角ゾーンの高めの位置を重点的に塗り、下部分は薄めにしてみてください。マスクから露出する部分の美肌効果を高めつつ、マスクの汚れを軽減させることができます。
(3)「絶対崩さない」より「崩れても即対応」が吉
マスクが手放せない状況では、従来以上にメイク崩れが起こりやすいもの。とくに、春夏は「絶対に崩さない」「マスクにつけない」と力を入れすぎても、実現性が低くストレスがたまりやすいです。
メイク崩れ防止にこだわりすぎるよりも、メイクが崩れても即対応できる準備をしておく方が得策といえるでしょう。メイク崩れが気になった時に、フェイスパウダーやパウダーファンデーションでメイク直しをすると紫外線対策にもつながります。
スポンジでならすと低刺激でキレイな仕上がりに
メイク直しをする時は、まずは余分な皮脂をオフしましょう。おすすめは、スポンジでおさえること。肌への刺激が少なく、皮脂を吸いとりながら浮き上がったファンデーションをならすことができます。
ティッシュを使う場合は、やさしくそっとおさえてください。2枚重ねのティッシュを1枚にして使うと、肌あたりがソフトになります。
皮脂をおさえて見た目が整った場合は、そのままですませてもOKです。ファンデーションやフェイスパウダーを重ねる場合は、塗りすぎに注意して薄く仕上げましょう。
ご紹介した3つの対策を意識すると、メイク崩れのストレス削減にきっとつながります。無理なくできる対策で、快適にメイクを楽しんでくださいね。
(コスメコンシェルジュ/美容ライター 古賀 令奈)
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